パナソニック・ジャガー・レーシングは4月9日、「フォーミュラE」の新型レーシングカー、ジャガー「I-TYPE 3」を発表した。
I-TYPE 3は、2018年12月に開幕する第5シーズンのフォーミュラEに向けて、ジャガーが開発したニューマシン。現行の「I-TYPE 2」の後継マシンで、ジャガーとしては第2世代のフォーミュラEレーサーとなる。
フォーミュラEの第5シーズン以降、新たなシャシーとバッテリーのコンビネーション、そして新規に公認されるパワートレーンを使う新レギュレーションを導入。これまでのようなレース中の車両の乗り換えはなくなる。
I-TYPE 3では、モーターの出力は予選時が340hp、決勝レース時が272hp。ドライバーの頭を保護する「ハロ」コックピットも採用された。引き続き、超軽量なカーボンファイバー製ハニカムシャシーを使用する。
また、従来マシンに対して、大型のリアウイングを廃止。それでいて、エアロダイナミクス性能は、従来よりも向上させている。