ポルシェは4月10日、FIA(国際自動車連盟)から、「フォーミュラE」の公式マニュファクチャラーとして認定された、と発表した。これによりポルシェが、正式にフォーミュラEに参戦することが決定した。
ポルシェは2019年から、フォーミュラEに参戦する予定。これに関連して、WEC(世界耐久選手権)の最高峰、LMP1カテゴリーからは2017年末をもって撤退した。ポルシェはGTカテゴリーに注力し、ルマン24時間およびWECとアメリカのIMSAウェザーテックスポーツカーチャンピオンシップ、その他の耐久レースにおけるGTカテゴリーへの参戦を継続する。
フォーミュラEへの参戦は、電動スポーツカーとしてポルシェが現在開発中の『ミッションE』に代表される経営方針、「ポルシェストラテジー2025」に沿ったもの。ポルシェは極限のレベルで争われるフォーミュラEを、環境性能、効率性そして持続可能性を前進させるための最良の競争の場に位置付ける。
なお、ポルシェは2019年末に始まるフォーミュラEの第6シーズンからの参戦に向けて、準備を進めている。