ボルボグループは4月12日、同社初のEVトラック、ボルボ『FLエレクトリック』を発表した。
EVトラックは、排ガスがゼロで、騒音も大幅に低減。騒音が少ないため、多くの輸送を夜間に行うことができ、日中に走行するトラックの数を減らす効果も見込まれている。
今回ボルボグループは、同社初のEVトラック、ボルボFLエレクトリックを発表。EVパワートレーンは、モーターが最大出力252hp、最大トルク43.3kgmを発生。2速トランスミッションとプロペラシャフトを介して、後輪を駆動する。
バッテリーはリチウムイオンで、蓄電容量が300kWhと大容量。1回の充電での航続は、最大300kmの性能を備える。バッテリーの充電は、通常の方式でおよそ10時間。急速チャージャーを利用すれば、1~2時間で完了する。なお、車両総重量は16トン。
ボルボグループ初のEVトラック、ボルボFLエレクトリックはまず、運送会社のTGMと、ごみ収集およびリサイクル会社のRENOVAが、実際の業務に使用していく、としている。
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