パイオニアは、業務用ドライブレコーダーと小型カメラユニットのセットモデル「ND-DVR30-BF」を4月中旬より発売する。
近年、スマホながら運転やあおり行為など、危険な運転に対して、取り締まり・罰則の強化が検討されている。新製品は、そのような状況の録画に対応した業務用ドライブレコーダーと小型カメラユニットのセットモデル。車両前方と車室内または車両後方を同時録画できる。
ドライブレコーダーは、300万画素のCMOSセンサーを搭載し、フルHD(1920×1080p)画質で広範囲の前方風景を撮影できる。小型広角カメラユニットは、必要な位置に取り付けられる3種類の取付ブラケットを同梱。ドライバーの手元や車両後方の状況を幅広く録画できるほか、赤外線LED内蔵で、暗い車室内もしっかり録画できる。
2つのカメラで撮影した映像は、2画面同時表示可能な専用ビューアー(無料)で確認・管理できる。簡単に映像を検索できるように、事故時や危険挙動時の映像が記録されたファイルに注意マークを表示するとともに、撮影場所を地図上に表示。業務車両の事故削減につなげるためのドライバーへの指導などにも活用できる。
一般車両よりも稼働時間の長い業務車両向けに、最大連続録画時間は2カメラ使用時で30時間、1カメラ使用時は62時間と長時間録画に対応。重大事故時の映像だけでなく、急加減速や急ハンドルなどの危険挙動時の映像も自動で保存する。そのほか、急加速、急減速、急ハンドル、速度超過などの危険挙動を検知すると音でドライバーに警告し、安全運転をサポートする。