京急、全面赤・白の新1000形は42両を増備 2018年度設備投資計画

鉄道 企業動向
2002年に登場した新1000形は、いまや、京急で最大両数を誇る主力車両で、16年後もなお増備が続いている。2007年に登場した車両からはステンレス車体となったが、2018年1月に登場した車両からは「京急らしさ」を出すため、ステンレス車体の全面に赤と白のツートンカラーが施されるようになった。2018年度の新造車も同様となる。
2002年に登場した新1000形は、いまや、京急で最大両数を誇る主力車両で、16年後もなお増備が続いている。2007年に登場した車両からはステンレス車体となったが、2018年1月に登場した車両からは「京急らしさ」を出すため、ステンレス車体の全面に赤と白のツートンカラーが施されるようになった。2018年度の新造車も同様となる。 全 1 枚 拡大写真

京浜急行電鉄(京急)は5月9日、2018年度の鉄道事業設備投資計画を発表した。

発表によると総額でおよそ236億円が投じられ、防災・地震対策におよそ9億円、車両の新造・更新におよそ69億円、電気施設の更新・改良におよそ31億円、耐震補強工事を含む駅改良工事におよそ40億円、連続立体交差化工事におよそ5億円、安全対策におよそ60億円、その他の事業におよそ22億円という内訳になっている。

車両の新造・更新では、昨年度に続いて新1000形が増備され、42両を追加。合わせて新1000形8両の更新が実施される。

安全対策では、ホームドアや運行管理支援システム、工場や検車庫の改良・改修などが進められ、京急蒲田・京急川崎・横浜・上大岡・羽田空港国内線ターミナルの各駅にホームドアが設置される。

駅改良工事では、羽田空港国内線ターミナル駅をはじめとした15駅を対象に、ホーム上家の延伸や改修、エレベーターやエスカレーターの更新、ホーム改修が行なわれ、久里浜線の京急長沢駅(神奈川県横須賀市)と三浦海岸駅(神奈川県三浦市)では駅舎が改築される。

連続立体交差化工事では、大師線東門前~小島新田間の地下化工事が引き続き行なわれる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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