アウディ、1.0リットル3気筒エンジンをハンガリーで生産開始…電動車向けモーターも生産へ

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アウディのハンガリー工場で生産が開始された1.0リットル3気筒エンジン
アウディのハンガリー工場で生産が開始された1.0リットル3気筒エンジン 全 2 枚 拡大写真

アウディは5月17日、ハンガリー工場において、同工場では初となる1.0リットル3気筒ガソリンエンジンの生産を開始した、と発表した。

この直噴1.0リットル3気筒ガソリンエンジンには、高性能ターボチャージャーやガソリンエンジン向けパティキュレートフィルターを採用。これにより、粒子状物質の排出量を最大90%削減する。

また、エンジン単体の重さは92kgと軽量。フォルクスワーゲングループのさまざまなモデル、アウディ『A3』やフォルクスワーゲン『ゴルフ』などに搭載される。この直噴1.0リットル直列3気筒ガソリンターボエンジンには、最大出力が86hpと116hpの2種類のチューニングが存在する。

ハンガリー工場では、年間約200万基のエンジンを生産し、世界最大のエンジン工場のひとつ。現在、3、4、5,6、8、10気筒のエンジンを生産しており、フォルクスワーゲングループの世界32の生産拠点に供給。2018年内には、グループの電動化を見据えて、モーターの生産も開始する、としている。
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《森脇稔》

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