JR西日本の『ICOCA』利用エリアが一体化…山陽本線と北陸本線のエリア分断が解消 9月15日から

鉄道 企業動向
一体化された後の『ICOCA』利用可能エリア。東は富山県、西は山口県までの長大なエリアをカバーする。
一体化された後の『ICOCA』利用可能エリア。東は富山県、西は山口県までの長大なエリアをカバーする。 全 1 枚 拡大写真

JR西日本は5月30日、同社が運営するICカード乗車券『ICOCA』の利用エリアを、9月15日に一体化させると発表した。

現在、『ICOCA』のエリアは、「近畿圏」「岡山・広島・山陰・香川」「石川・富山」の各エリアに分かれているが、それぞれが分断状態となっているため、エリアを跨っての利用ができなかった。

しかし、9月15日には山陽本線相生~和気(わけ)間、赤穂線播州赤穂~長船(おさふね)間、北陸本線近江塩津~大聖寺間が利用エリアに入ることから、各エリアがつながり、跨っての利用が可能となる。

ただし、今年3月のダイヤ改正から実施されている「入場駅から出場駅までの営業距離が最短経路で200km以内」という制限は変わらない。

大阪近郊区間内のみを利用する場合、特急『サンダーバード』『しらさぎ』『くろしお』『やくも』のそれぞれの停車駅間を利用する場合、大阪近郊区間内の駅と特急『サンダーバード』『しらさぎ』『くろしお』の停車駅間を利用する場合、この制限は適用されない。

また、インターネット予約サービスの「スマートEX」利用時を除いて新幹線を利用できないこと、「石川・富山」エリア内でIRいしかわ鉄道やあいの風とやま鉄道を利用できる区間が越中宮崎~大聖寺間と高岡~新高岡間である点は変わらない。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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