気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2018年6月25日付
●日本健闘ドロー、セレガル戦本田が同点弾(読売・1面)
●脱石油へ女性活力、サウジ運転解禁、街は祝福 保守層は反発(読売・6面)
●都市型災害交通に課題、大阪北部地震1週間、鉄道不通で帰宅困難(産経・2面)
●時代を映す正論45周年、名古屋「正論」懇話会代表幹事、張富士夫氏、国のあり方訴え今に(産経・7面)
●W杯広告、中国が「制覇」総額900億円(東京・8面)
●内閣支持10ポイント上昇、52%、不支持と逆転、4か月ぶり(日経・1面)
●日本の製造業、為替の壁破る、生産の国際化、輸出品の価値向上(日経・3面)
ひとくちコメント
「勝ち切れたのではないか」という見方もあるが、まさに死力を尽くした「引き分け」である。サッカーのW杯ロシア大会1次リーグの日本代表が、25日午前0時(日本時間)からセネガルと対戦し、2-2と引き分けた。
きょうの読売、朝日、毎日の3紙は「日本ドロー」を1面トップで報じているが、試合が終了したのは午前2時前。日本対セネガル戦を速報するため「本日の朝刊は紙面制作や輸送で特別態勢をとった」という。
朝刊の「特別態勢」は選挙報道の速報以外はほとんどないが、19日の初戦で強豪コロンビアに2-1で金星をあげたことから、各地でニッポンコールが一気に高まり、紙面でも「ロシアW杯」の関連記事で埋め尽くされている。ただ、産経、東京、日経の3紙は特別態勢をとらず、「乾同点ゴール、セネガルと前半1-1」とハーフタイムまで。
セネガル戦を引き分けたH組の日本は通算1勝1分けで勝ち点4を獲得。2大会ぶりの1次リーグ突破をかけ、今週28日午後5時(日本時間午後11時)にポーランドと対戦する。そのポーランドは、コロンビアに3-0で敗れたため、1次リーグの敗退が決まっているが、コロンビアは世界ランキング8位の格上であり、楽観はできない。