テスラのイーロン・マスクCEOは6月25日、同社初の電動トラックの『セミ』に「マッドマックスモード」を採用すると発表した。
セミはトレーラーの牽引に用いられるトレーラーヘッドのEV。電動パワートレインには、テスラのEVセダン、『モデル3』用がベースのモーターを4個、リアアクスルに独立して搭載。0~96km/h加速は5秒と、同クラスのディーゼルトラックの15秒に対して、大幅な性能向上を可能にする。
1回の充電での航続は、およそ483~805km。新開発の急速チャージャーを利用すれば、およそ640km走行分のバッテリー容量を30分で充電できる。生産開始は2019年を予定。
テスラのイーロン・マスクCEOは今回、このセミにマッドマックスモードを採用すると発表。これは、映画『マッドマックス』シリーズに由来するもの。マスクCEOによると、マッドマックスモードは、自動運転の「オートパイロット」の「ブラインドスポット」の設定モードのひとつ。標準、アグレッシブ、そしてマッドマックスの3種類のモードから選択できる、としている。Tesla Semi Truck in Mad Max Mode https://t.co/hL5v9rikhW
— Elon Musk (@elonmusk) 2018年6月24日