三菱の欧州Aセグメント・5ドアハッチバック、『ミラージュ』新型に関する情報を入手した。情報によると次期型では、日産とルノーが共同開発した「CMF B」プラットフォームを採用し、『ジューク』次期型と共有すると見られる。
ミラージュは、初代が1978年に登場、生誕40年の歴史を持つ同ブランドを代表するモデルの一つだ。2000年に一度販売が終了となったが(海外ではコルトとして2002年まで販売)、2012年に復活。三菱コンパクトを代表するモデルが、いよいよ第6世代へバトンタッチされる。
制作した予想CGは、スズキ『スイフト』をターゲットに、よりスポーティかつアグレッシブなブランドデザイン「ダイナミックシールド」を採用し三菱車らしさを強調した。グリルを二段分割、アンダー両サイド部は張り出したデザインでワイド感をアップ。またサイドも同様に張り出したデザインを採用。Cピラーはリアまで流れるデザインでクーペスタイルに。「コルトラリーアート」風オーバーフェンダーに「ランエボ」風リアウィングには、ちょっとやりすぎ感もあるが、「元気な三菱」に期待してエボリューションモデルに仕上げた。
パワートレインは、最高出力95psを発揮する0.9リットル直列3気筒ガソリンターボエンジン、1.5リットル直列4気筒ディーゼルターボエンジンなどのラインアップが予想される他、EVモデルの設定も噂されている。
ライバルのスイフトは2017年に新プラットフォームを採用しフルモデルチェンジをしており、2020年にもフェイスリフトの可能性がある。新型ミラージュのワールドプレミアは2019年内、2020年モデルとして登場予定だ。