日本では昨年に限定車を発売し、今年よりカタログモデルとして販売を開始したルノーのクロスオーバーSUV『カジャー』。その改良新型プロトタイプを初めてカメラが捉えた。
カジャーは日産『キャシュカイ』と同じ「CMF」プラットフォームを採用する兄弟車だ。
キャッチしたプロトタイプは、フロントとリアに厳重なカモフラージュが施されている。主なデザイン改良点は、ヘッドライトとテールライトのグラフィック、クロームトリムを追加したフロントグリル、フォグランプのデザインと位置修正などだ。リアバンパーのライトは現行モデルより、ワイド化されており、それに合わせてバンパーのデザインも変更されそうだ。
フェイスリフトとしは、かなり大掛かりな改良がおこなわれるようだ。キャシュカイの改良新型プロトタイプはまだ捉えていないが、日本復活やそのデザインの行方も要チェックだ。
パワートレインにも注目だ。ルノー日産アライアンスは、ダイムラーと共同開発した1.3リットル直列4気筒直噴ターボエンジン「TCe」を、2018年3月のジュネーブモーターショーで発表している。これはメルセデス『Aクラス』新型にも搭載される「M282型」のルノー版。このエンジンにより、最高出力は165ps、最大トルクは、240Nmへと向上するとレポートされている。
ワールドプレミアは、10月。地元パリモーターショーが有力のようだ。