「ワークス参戦で強いホンダを見せる」桑田哲宏HRC取締役レース運営室室長…鈴鹿8耐

モーターサイクル エンタメ・イベント
Red Bull Honda with 日本郵便
Red Bull Honda with 日本郵便 全 4 枚 拡大写真

ホンダワークスチームが鈴鹿8耐に挑むのは10年ぶり。桑田哲宏HRC取締役レース運営室室長は「Team HRCを見せたい」と意気込む。HRC=株式会社ホンダ・レーシングだ。ワークスチームとして参戦するのはRed Bull Honda with 日本郵便、ゼッケン#33。

22日の「鈴鹿8耐タイトル奪還!」ファンミーティングに、チームの宇川徹監督に代わって登壇した桑田取締役は、「強いチームが作れたと思う」と語る。

高橋巧選手「絶対優勝するためにワークスが復活した。一番高いところをめざして今まで乗って来た。優勝したいという気持ちしかない。鈴鹿8耐は自分が出られるレースで一番大きいレースなので結果を出したい」

中上貴晶選手「去年の結果では鈴鹿8耐を去れないと思っていたので、また挑戦できるのはうれしい。鈴鹿8耐はMotoGPよりもメンタル、フィジカル、さらにチーム力が重要。難しいレースだ」

Red Bull Honda with 日本郵便チームは当初、高橋、中上に加え、レオン・キャミア選手がエントリーしていたが、7月5日のテストで負傷、代わってMuSASHi RT HARC-PRO. Hondaからエントリーしていたパトリック・ジェイコブセン選手が起用された。

「連絡をもらってこれ以上ない光栄を感じた。鈴鹿8耐は世界でベストレースのひとつ。タフでハードで、チームへの貢献が求められる。レース人生で最高の走りをしたい」

マシンの開発がうまくいっていない、という報道もあるが「ライダーがよりよりものを求めて全然満足しないからだ」と、桑田取締役は笑う。

桑田取締役「勝つためにレースをする。ホンダとレースは切っても切れない。ホンダはレースに育ててもらっている会社だ。つまりレースファンに育ててもらっている。これは初めてマン島レースに参加した頃からから変わっていない。強いホンダ、チャレンジするホンダを見てほしい。共感して、モータースポーツに興味をもってほしい。全社あげて鈴鹿8耐に臨み、今後も参戦を続ける」

※22日の「鈴鹿8耐タイトル奪還!」ファンミーティングと同日イベント後の記者会見から再構成。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. サスペンションの新常識! 1G締めがもたらす驚きの効果とは?~カスタムHOW TO~
  2. なぜ? アルファロメオ『ミラノ』の車名を禁じられる…なら『ジュニア』だ!
  3. マツダの新型セダン、ティザー…間もなく中国で実車発表へ
  4. トヨタ『4ランナー』新型にオフロード向け「TRDプロ」仕様を設定…ハイブリッド i-FORCE MAX 搭載
  5. 三菱ふそうが苦肉の策、工場の従業員を“出稼ぎ”でバスの運転手に[新聞ウォッチ]
  6. EV版メルセデスベンツ『Cクラス』を激写! 室内には巨大なデジタルディスプレイが
  7. アバルト『クラシケ1300 OT』、5台限定で生産へ…アルファロメオ 4C ベース
  8. シボレー コルベット の頂点「ZR1」、今夏発表へ
  9. VW ゴルフ が表情チェンジ…改良新型の生産開始
  10. トヨタ、堤工場の停止期間を再び延長、ダイハツは5月から全工場で生産再開[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る