鈴鹿8耐・開幕直前スペシャル企画としてヤマハ発動機は7月24日、東京・六本木の東京ミッドタウン内キャノピースクエアにて、ファンイベント「2018 YAMAHA SUZUKA SPECIAL EXHITION『R/evolution』」を開催した。ヤマハは4連覇をめざして今回の鈴鹿8耐に臨む。
会場には、開幕を2日後に控えたヤマハライダーが集結。「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」の中須賀克行選手、アレックス・ローズ選手、マイケル・ファン・デル・マーク選手、吉川和多留監督に加え、世界耐久選手権にレギュラー参戦している海外チーム「GMT94 Yamaha Official EWC Team」、「YART Yamaha Official EWC Team」のライダーと監督が登場し、トークショーなどを展開した。
ファンの「ライバルはどこか」という質問にエースの中須賀選手は「ライバルは自分自身。まず自分に勝たないと競争相手には勝てない」と、自信と緊張の混ざった回答。また鈴鹿8耐の魅力を問われて、ローズ選手は「(出身の)イギリスでは昔からライブ放送していた。参加できるのは夢みたいだ」と言い、マーク選手も「長い歴史のあるレース。誘われたら断れない」と語る。
常設展示では、過去の優勝マシン「YZF-R1」と一緒に撮影できるフォトスポットや、全日本チャンピオン中須賀選手とのタンデムでサーキット走行の疑似体験ができるVRコーナーなどが設定された。さらに今年は、YZF-R1誕生から20周年を記念して、レッド&ホワイトの特別カラーをまとい4連覇を狙う2018年型YZF-R1も展示された。