JR東海は7月25日、東海道新幹線の安全確保に向けた新たな取組みを明らかにした。
それによると、8月から順次、医療器具の充実や防護装備品の搭載が図られ、医療器具は三角巾、止血パッド、ゴム手袋、油紙を追加。防護装備品では、乗務員向けに防護盾、耐刃(たいじん)手袋、耐刃ベストが、警備員向けに防護盾や刺又(さすまた)が用意される。
また、これまで女性の乗務員やパーサーに配布していた防犯スプレーを、男性の乗務員やパーサーにも配布する。
これにより、車内装備品が増えることから、年内までに順次、N700系の3・15号車に各2か所設置されている喫煙ルームのうち、各1か所を業務用室に改修する工事が全編成で実施される。
このほか、情報を共有し、迅速で的確な旅客案内を図るため、7月23日から乗務員やパーサー、指令員が使用するスマートフォンに、3人以上が同時に通話できるグループ通話システムを導入するとしている。
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