自動車専用道を約10kmに渡って逆走して7台と衝突、高齢の男を逮捕

自動車 社会 社会

自動車専用道である「横浜横須賀道路」を乗用車が約10kmに渡って逆走を続け、この間に7台の車両と衝突する事故が起きた。

☆☆☆

25日午後5時30分ごろ、神奈川県横須賀市内の横浜横須賀道路下り線を乗用車が約10kmに渡って逆走し、7台の車両と衝突する事故が起きた。6人が重軽傷を負っており、警察は逆走車を運転していた高齢の男を逮捕している。

神奈川県警・高速隊によると、乗用車は浦賀インターチェンジ(IC)から逆走を開始。横須賀IC付近までの約10kmをおよそ15分に渡って逆走状態を維持して走行を続け、この間に対向してきた順走車7台と衝突した。

この事故で順走車に乗っていた男性6人が骨折や打撲などの重軽傷を負い、近くの病院へ収容された。逆走車を運転していた同市内に在住する70歳の男にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕している。

警察の聴取に対して男は「自宅に戻る途中だった」などと供述しており、警察では逆走開始地点の特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

☆☆☆

逆走車は浦賀ICの出口車線から逆走を開始した可能性が高く、逆走中は主に第2車線(追越車線)側を走行していた。上り線を順走していた車両に積載されていたドライブレコーダーは、この車両を上回る速度で走行する逆走車の姿を撮影していた。

すべてのクルマは対向してきており、逆走に気がつかないということもないと思われるのだが、その状態で10kmを走り抜けているということだけでも怖ろしい。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【トヨタ GRカローラ 新型試乗】「GRヤリス」とはスタンスが明確に違う理由…河村康彦
  2. [音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファー「小型・薄型モデル」の選択のキモは、“サイズ”と“音”と“価格”!
  3. 『N-BOXカスタム』用パーツが一挙発売、ブリッツからエアクリーナーシリーズ4種類・5製品が発売
  4. アルピナ『B3』が2度目のフェイスリフトへ! リムジン&ツーリングをWスクープ
  5. ランボルギーニ、新型車を間もなく発表へ…電動『ウルス』の可能性も
  6. トヨタ『スターレット』復活! 2026年デビューか?
  7. アントレックスが折りたたみ電動スクーター『MK114』発売へ、軽自動車にも積載可能
  8. トヨタ『ハリアー』が今夏ビッグマイチェン!? 「ハンマーヘッド」デザイン採用か
  9. ポルシェ『カイエンGTS』改良新型、日本での予約を開始---価格は1868万から
  10. 三菱『エクリプス クロスPHEV』は、新しい毎日に踏み出せる「今の時代、最強の1台」だPR
ランキングをもっと見る