【鈴鹿8耐】ヤマハ・ファクトリーが4連覇を達成…本来の強さを発揮してレッドブル・ホンダを下す!

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鈴鹿8耐
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"コカ・コーラ"鈴鹿8時間耐久ロードレース 第41回大会の決勝レースが鈴鹿サーキットで29日に行われ、No. 21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM(中須賀克行/アレックス・ローズ/マイケル・ファン・デル・マーク)が優勝した。

決勝レーススタート直前に雨が降り始め、多くのマシンがレインタイヤに履き替えてレースがスタートした。1周目にトップに立ったのは2番グリッドからスタートしたNo. 33 Red Bull Honda with 日本郵便。ポールポジションのNo. 11 Kawasaki Team GREEN、3番グリッドのNo. 21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM、5番グリッドのNo. 12 ヨシムラ スズキ MOTULらがトップを追った。

スタート直後から徐々に路面が乾き始め、No. 12 ヨシムラ スズキ MOTULが14周目、No. 21 YAMAHA FACTORY RACING TEAMが15周目、No. 11 Kawasaki Team GREENが16周目にスリックタイヤに交換。対してトップのNo. 33 Red Bull Honda with 日本郵便は18周目までスリックタイヤへの交換を伸ばす作戦を取ったが、タイムをロスし4位へ転落した。

No. 12 ヨシムラスズキ MOTULは27周目に転倒を喫し優勝争いから脱落。その後はNo. 11 Kawasaki Team GREENとNo. 21 YAMAHA FACTORY RACING TEAMが何度もトップを入れ替える大接戦が繰り広げられた。

65周目にセフティーカーが入り、これでNo. 33 Red Bull Honda with 日本郵便もトップ争いに加わり三つ巴の激しいバトルとなったが、99周目にNo. 11 Kawasaki Team GREENがピットイン直前にガス欠を起こし、ピットにたどり着いたものの優勝争いから脱落した。

終盤はNo. 21 YAMAHA FACTORY RACING TEAMとNo. 33 Red Bull Honda with 日本郵便の一騎打ちに。ピットストップを1回減らす作戦のNo. 33 Red Bull Honda with 日本郵便に対し、No. 21 YAMAHA FACTORY RACING TEAMは逃げを打ち最後のピットストップを行う前に、その差を74秒に広げた。残り25分でピットストップを行いコースに戻ると25秒先行しており、そのまま走りきって見事8耐4連覇を飾った。

2位はNo. 33 Red Bull Honda with 日本郵便。3位はNo. 11 Kawasaki Team GREEN。4位には予選から速さをみせていたNo. 95 S-PULSE DREAM RACING・IAIが入った。

No. 5 F.C.C.TSR Honda Franceが5位に入り見事EWCシリーズのチャンピオンを獲得。そのライバルのNo. 94 GMT94 YAMAHAが6位。序盤に19位まで順位を落としながらも徐々に挽回したNo. 22 Honda Asia-Dream Racingが7位。雨の中スリックタイヤでスタートし、ほぼ最後尾まで落ちたNo. 19 KYB MORIWAKI MOTUL RACINGが大挽回を図り8位。No. 111 HONDA ENDURANCE RACINGが9位。序盤の転倒から巻き返したNo. 12 ヨシムラスズキ MOTULが10位でチェッカーを受けた。

《藤木充啓》

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