日産自動車は7月30日、『NP300フロンティア』の量産第一号車がルノーのアルゼンチン工場からラインオフした、と発表した。
日産NP300フロンティアは、日産のアライアンスパートナーのルノーのサンタ・イザベル工場(アルゼンチンコルドバ州)で生産を開始。日産によると、2022年までに小型商用車の販売台数を、2016年度比で4割増やす中期計画の達成に向けた原動力になるという。
NP300フロンティアは、新世代のグローバル小型ピックアップトラック。中南米では、38の市場に投入される。ピックアップトラックの需要が高まり続けている中、新たな生産ラインを稼働させることにより、中南米の顧客に、より早く確実に商品を届けることを目指す。
コルドバ工場には、6億ドルを投資。最大3000名の雇用を創出する。新たな生産ラインの年間生産能力は、7万台となる予定。同工場では、アライアンスパートナーのダイムラー向けの1トンピックアップトラックも生産する計画、としている。
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