カーナビ不振で迷走のパイオニア、車部品大手などに支援要請[新聞ウォッチ]

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2018年8月9日付

●台風13号関東に接近(朝日・1面)

●車部品大手などとパイオニアが交渉、資金支援仰ぐ方向(朝日・7面)

●ダットサン・ケンメリ・シルビア450台ずらり、日産座間で一般公開も(朝日・7面)

●マツダ・ヤマハ発、性能検査で違反(朝日・35面)

●テスラ株非公開化検討、マスクCEO「四半期決算は圧力」(毎日・7面)

●ガソリン150円超11週連続高水準(毎日・7面)

●ヤマハ発、中間決算は最終権益(産経・12面)

●銀座ソニーバークきょう開業(産経・12面)

●五輪混雑マップ秋めど公表、超渋滞回避へ二段構え(産経・22面)

●給油所にピザ店、昭和シェル、5年で100店舗(日経・12面)

ひとくちコメント

カーナビ大手のパイオニアが、経営再建に向けて自動車部品大手カルソニックカンセイなど複数の企業に支援を要請し、資本・業務提携などの交渉を始めたという。きょうの日経など各紙が報じている。

それによると、パイオニアは2018年3月期まで2期連続で赤字を計上しており、外部資本を受け入れ、自動運転向けの車載機器などを投入するための資金確保を図る方針だ。

18年4~6月期決算の短信でも「継続企業の前提に重要な疑義が存在している」と注記しており、19年3月期通期も50億円の営業赤字となる見通しだ。経営不振が深刻化し、どん底状態の中で小谷進社長が引責辞任したことで。バトンタッチした森谷浩一氏が新社長に就任したばかりだが、自力での再建は難しいと判断、提携交渉を加速して資金支援を仰ぎ危機の脱却を目指すものとみられる。

《福田俊之》

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