メルセデスの高級2ドアクーペ『AMG GT』改良新型プロトタイプのスクープに成功した。アグレッシブなリアビューと共に、エンジンや室内が大きくアップデートされそうだ。
フロントマスクでは、新グラフィックを持つヘッドライトが確認出来るが、パナメリカーナグリルやフィンで区切られたコーナーエアインレットは現行モデルから継承されるだろう。大きな変化を見せるのはリアビューだ。ツインからクワッドエキゾーストパイプへの変更、バンパー両サイドには『GT C』から継承する縦型エアベントを備えている。さらにテールライトの間にも小さなエアアウトレットを備えていることがわかる。
現行モデルのパワートレインは、4リットルV型8気筒を搭載し、最高出力469psを発揮する。改良新型では、同エンジンをブーストアップし、最高出力を500psへ向上されるとレポートされている。
室内の写真は撮影出来なかったが、目撃したカメラマンによると布で覆われており、アップデートが期待できそうだ。恐らく、大型ディスプレイを備える最新のインフォテイメントシステムを搭載するはずだ。
早ければ10月のパリモーターショーで実車が公開され、2018年内にも発売される可能性があるが、撮影された車両を見るに、2019年以降の公開となるかもしれない。