ポルシェ「極秘」旧車プロジェクト、全貌発表…最後の空冷 911 ターボを20年ぶりに新車で

自動車 ビジネス 海外マーケット
20年ぶりに1台のみ生産されたポルシェ 911 ターボ(993型)
20年ぶりに1台のみ生産されたポルシェ 911 ターボ(993型) 全 9 枚 拡大写真

ポルシェは8月24日、トップシークレットで進めてきた旧車プロジェクト、「クラシック・プロジェクト・ゴールド」の全貌を発表した。

この新プロジェクトは、ポルシェの旧車部門、「ポルシェクラシック」が担当。ポルシェクラシックは、ポルシェの旧車に関して豊富なノウハウを持ち、レストアや修理、パーツ供給などを行っている。

クラシック・プロジェクト・ゴールドは、「最後の空冷ポルシェ」として人気の高い「993型」ポルシェ『911』(1993~1998年)をベースにしたプロジェクト。993型の頂点に立っていた『911ターボ』を、生産終了から20年が経過した今、ポルシェが993向けに用意する6500点以上の新品パーツを使って、新たに組み上げている。

中でもポルシェはこのプロジェクトのために、3.6リットル水平対向6気筒ガソリンツインターボエンジンを、新たに生産。最大出力は450hpと、345台が限定生産された993型ポルシェ『911ターボS』と同じスペックが与えられた。

また、マニュアルトランスミッションと4WDパワートレーンも、ポルシェクラシックの純正パーツを使用。シャシー番号は、1998年に生産を終えた993型911ターボの最後の1台に続くナンバーとした。

なお、ポルシェは、この993型911ターボを1台のみ生産し、チャリティオークションに出品する予定。中古市場で人気の高い993型ポルシェ911が新車で購入できるとなれば、高値が付くと予想される。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  2. 「ホンモノのGT」が日常を小冒険に変える…マセラティの新型『グラントゥーリズモ』が誘う世界とはPR
  3. ノンジャンル220台のマニアック車が集合…第15回自美研ミーティング
  4. 『N-BOXカスタム』用パーツが一挙発売、ブリッツからエアクリーナーシリーズ4種類・5製品が発売
  5. 【トヨタ GRカローラ 新型試乗】「GRヤリス」とはスタンスが明確に違う理由…河村康彦
  6. [音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファー「小型・薄型モデル」の選択のキモは、“サイズ”と“音”と“価格”!
  7. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  8. 三菱『エクリプス クロスPHEV』は、新しい毎日に踏み出せる「今の時代、最強の1台」だPR
  9. ランボルギーニ、新型車を間もなく発表へ…電動『ウルス』の可能性も
  10. トヨタ『ハリアー』が今夏ビッグマイチェン!? 「ハンマーヘッド」デザイン採用か
ランキングをもっと見る