マツダ、9月10日より国内4工場を通常操業、7月の生産は3割減 平成30年7月豪雨

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マツダ本社の宇品第1工場(資料画像)
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マツダは、平成30年7月豪雨の影響で操業に支障が出ていた国内4工場について、9月10日より通常操業に復帰すると発表した。

マツダは災害発生により、宇品第1(広島県広島市南区)、宇品第2(同)、防府第1(山口県防府市)、防府第2(同)の国内4工場について、7月9日から11日までの3日間、操業を中止。12日より昼勤のみで操業を再開したが、それ以降も地域の安全や交通状況などに配慮した操業・勤務を実施してきた。

今回、部品の供給や従業員の通勤などの見通しが進展したため、マツダは9月10日より、国内4工場の生産体制を災害発生前の水準に戻し、通常操業に復帰する。

なおマツダでは、通常操業開始後も、引き続き、行政や地域などによる支援活動を妨げることのないよう交通網への負担を最小限にとどめる通勤・物流を徹底。地域住民や取引先などと連携して、復旧・復興を最優先に取り組んでいくとしている。

●7月の生産状況について(速報値)

マツダの7月の生産状況の概況(30日発表)は、国内生産が乗用車と商用車がともに減となり、計5万8179台。前年同月実績を下回りマイナス30.9%となった。主要車種の生産実績は『CX-5』:2万5338台(マイナス27.0%)、『CX-3』:1万0189台(マイナス28.6%)、『アクセラ』:9402台(マイナス24.1%)だった。グローバル生産は10万5119でマイナス20.9%となった。

《纐纈敏也@DAYS》

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