ダイソンは8月30日、英国ウィルトシャー州ハラビントンのテクノロジーキャンパスに2億ポンド(約290億円)を追加投資し、新型EV開発のテストコースを建設すると発表した。
ダイソンは2017年9月、2020年までの実用化を目指して、新型EVの開発に着手したことを明らかにしている。今回の発表は、ダイソンが新型EVの開発を加速させるものとなる。
ハラビントンのテクノロジーキャンパスは、英国空軍基地の跡地を活用したもの。建設されるテストコースは、ハンドリングコースやオフロードコース、スキッドパッドを備え、160km/h以上で走行できる高速コースも設けられる予定。今回の発表に合わせて、ダイソンの自動車開発部門の400名のスタッフが、ハラビントンのテクノロジーキャンパスに拠点を移した。
ダイソンのジム・ローウェンCEOは、「拡大を続けるダイソンの自動車開発部門が、ハラビントンに移転した。ここは間もなく、世界クラスの自動車テストコースになるだろう」と述べている。