配車アプリ「全国タクシー」、韓国のモビリティプラットフォーム「カカオT」と提携

自動車 ビジネス 企業動向
ジャパンタクシーとカカオモビリティが提携
ジャパンタクシーとカカオモビリティが提携 全 2 枚 拡大写真

配車アプリ「全国タクシー」(9月12日より「JapanTaxi」)を展開するジャパンタクシーは、韓国最大のモビリティプラットフォームを運営するカカオモビリティと資本業務提携契約を締結。カカオモビリティより15億円の出資を受けたことを発表した。ジャパンタクシー初の海外企業からの資金調達となる。

全国タクシーは2011年、日本初の配車アプリとしてスタート。アプリマップ上で指定したピン位置にタクシーを手配でき、ネット決済によるキャッシュレス降車ができるなど、利便性の高さがユーザーの支持を集め、現在「アプリでタクシーを呼ぶ」スタイルは、都市部のビジネスパーソンを中心に定着している。また、英語・中国語・韓国語への対応や、外部地図アプリとも連携し、日本を訪れる海外ユーザーにも多く利用されている。

今回、資本業務提携を結ぶカカオモビリティは、韓国最大のモビリティプラットフォーム「カカオT」を運営。カカオTはタクシー、高級タクシー、代行運転、駐車、ナビゲーションなど、様々なモビリティサービスを展開している。その中でもタクシー配車サービス「カカオTタクシー」には、韓国タクシー乗務員の96%に当たる24万人が加入。ユーザーは1900万人を超えている。

ジャパンタクシーでは、シームレスなアプリ利用を目指し、 2017年5月にカカオモビリティの親会社であるカカオと業務締結を実施。今回、さらに包括的に両社のノウハウを共有し、ユーザーにとって便利で快適なモビリティサービスを提供すべく、年内の連携開始に先んじて資本業務提携契約を行うことを決定した。今後は、ユーザーが普段から慣れ親しんだアプリで、日本と韓国どちらでもタクシー配車が気軽に行えるよう、両社のアプリ連携開発を進めていく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 一気に200馬力以上のパワーアップ!? アウディのスーパーワゴン『RS4アバント』後継モデルは電動化で進化する
  2. トヨタ『クラウンセダン』は違う---水素を使う理由と苦労をチーフエンジニアが語る
  3. シトロエン C3エアクロス 新型、間もなくデビューへ…ティザー
  4. 日産『キャシュカイ』改良新型、表情を大胆チェンジ…欧州発表
  5. 女性向けキャンピングカー「Nomad Lux」デビュー 5月3日初公開
  6. ピアッジオが創立140周年、記念してペスパの特別仕様を発売---140台限定
  7. 春爛漫の新潟に名車が集結…20世紀ミーティング2024春季「クラシックカー&バイクの集い」
  8. トヨタ プリウス、13万台をリコール…走行中にドアが開くおそれ
  9. トヨタ堤工場、2週間生産停止の真相、『プリウス』後席ドア不具合で13万台超リコール[新聞ウォッチ]
  10. レクサス最小の『LBX』は、「サイズ的ヒエラルキー」から脱却できたのか?
ランキングをもっと見る