メルセデスベンツ、完全自動運転EV提案---ボディ交換で乗用車にも商用車にも

エコカー EV
メルセデスベンツのヴィジョン・アーバネティック
メルセデスベンツのヴィジョン・アーバネティック 全 8 枚 拡大写真

メルセデスベンツは9月10日、コンセプトカーの『ヴィジョン・アーバネティック』(Mercedes-Benz Vision Urbanetic)を、デンマーク・コペンハーゲンで初公開した。

ヴィジョン・アーバネティックは、メルセデスベンツが考えるオンデマンドで効率的、快適で持続可能なモビリティのためのコンセプトカー。EVパワートレーンを搭載した完全自動運転車の提案となる。

ヴィジョン・アーバネティックは、1種類の車台を基本に、使用目的に応じて2種類のボディパネルを載せ替える。人を載せるライドシェアリングで使用する場合、丸みを帯びたエアロダイナミクスボディが特徴。最大12人の乗客を収容できる。

また、荷物を運ぶ商用車として使用する場合、積載性を追求したスクエアなボディが特徴。荷室には欧州の標準規格の「ユーロパレット」を最大10個搭載できる。両ボディともに、完全自動運転車のため、ステアリングホイールやペダル、ダッシュボードなどは装備されない。

ヴィジョン・アーバネティックは、複数のカメラやセンサーシステムを使用して、車両の周囲をモニター。車両の前面には大型ディスプレイが装備されており、歩行者など他の道路利用者に対して、メッセージを表示。死角に入る歩行者や自転車などを車両が認識していることを、知らせることもできる。

ヴィジョン・アーバネティックは、少ない車でより多くの人や物資を輸送することを想定。これにより、人々の柔軟で快適な移動、効率的で持続可能な物資輸送、騒音や汚染物質の排出を大幅に減らし、都市計画の自由度を高め、都市生活の質の向上を実現する、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【トヨタ GRカローラ 新型試乗】「GRヤリス」とはスタンスが明確に違う理由…河村康彦
  2. 『N-BOXカスタム』用パーツが一挙発売、ブリッツからエアクリーナーシリーズ4種類・5製品が発売
  3. [音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファー「小型・薄型モデル」の選択のキモは、“サイズ”と“音”と“価格”!
  4. アルピナ『B3』が2度目のフェイスリフトへ! リムジン&ツーリングをWスクープ
  5. ランボルギーニ、新型車を間もなく発表へ…電動『ウルス』の可能性も
  6. トヨタ『スターレット』復活! 2026年デビューか?
  7. アントレックスが折りたたみ電動スクーター『MK114』発売へ、軽自動車にも積載可能
  8. 三菱『エクリプス クロスPHEV』は、新しい毎日に踏み出せる「今の時代、最強の1台」だPR
  9. トヨタ『ハリアー』が今夏ビッグマイチェン!? 「ハンマーヘッド」デザイン採用か
  10. その差は歴然!? 見た目は同じでもカロッツェリア・サイバーナビ AVIC-CQ912 ll → lll の進化は凄かった
ランキングをもっと見る