ADIVAは、ネオレトロスクーター『ジャンゴ(DJANGO)』シリーズに特別仕様車『ジャンゴ125 ヘリテイジ・ボルドーエディション』を設定し、10月6日より販売を開始する。フランスワインの産地ボルドーで生まれた赤ワインをイメージした専用カラーのシートと、フロントキャリアを追加装備し、価格は据え置いた。
ジャンゴシリーズは、1953年に発売したプジョー初のスクーター『S55』を現代に復刻させたネオレトロデザインが特徴のスクーター。空冷125ccエンジンを搭載する原付2種バイクで、免許の取得負担軽減により注目が集まっている「AT小型限定普通二輪」免許で運転することができる。
クラシカルなデザインが特徴のジャンゴだが、LEDテールランプや、12V電源、スマートフォンの収納に最適なポケットなど現代的な装備も備えている。シートは前後セパレートタイプで、座り心地にもフランス車ならではのこだわりが込められているという。シート下には余裕ある収納を備え、「タンデムでの小旅行も楽々こなす」と説明している。
特別仕様車「ボルドーエディション」はジャンゴシリーズの中でも、フラットミラーやSBC(Synchro Braking Concept:前後連動ブレーキ)を採用しシンプルさを追求した「ヘリテイジ」に2つの特別装備を施したモデル。
特別装備のひとつが、S55のフロントラゲッジ部をイメージした、クロームメッキ仕上げのスチール製キャリア。クラシカルなイメージを強めるドレスアップ効果だけでなく、書類をはさんだり、小ぶりなバッグを取り付けたりと実用的にも役立つ。
もうひとつが、車名にも冠されている「ボルドーレッド・シート」の採用だ。赤ワイン色のシートが、インクブラックのボディに鮮やかに映える。赤のダブルステッチもアクセントになっており、男女を選ばずおしゃれに乗りこなすことができそうだ。
販売台数は限定30台。価格はベースモデルから据え置きで、35万9640円(税込)。