日産のグローバルデザイン担当シニアバイスプレジデント、アルフォンソ・アルバイサ氏は、車ニュースサイト「wichicar」のインタビューで、同ブランドを代表するスポーツカー、『フェアレディZ』新型の開発をしていると語った。
オーストラリア人であるアルバイサ氏は、これまで『インフィニティ・プロトタイプ9』や『インフィニティQインスピレーション コンセプト』などの開発に関わっている。今回は、「フェアレディZ」新型の開発に関わっていると断言している。
現行モデル「Z34型」は2008年に発売されており、既に10年が経過。2019年は生誕50周年にあたり、これに合わせて東京モーターショーで何らかのサプライズを示唆しており、コンセプトモデルの公開などが予想される。
掲載しているCGは、以前Spyder7で制作した「フェアレディZ」新型の予想CGだ。歴代「Z」のロングノーズ・ボディシルエットを継承しつつ、エレガントさを取り入れた。トヨタ『スープラ』は、BMWと共同開発され話題となったが、フェアレディZはダイムラーの協力を得て開発され、メルセデスベンツと多くのコンポーネントを共有する可能性もあるだろう。
パワートレインには、メルセデスベンツ製2リットル直列4気筒ターボエンジンやインフィニティ『Q60』(スカイライン)に搭載されている3リットルV型6気筒ツインターボエンジン、さらにはハイブリッドなども予想されているが、情報が確定するまで、もう少し時間がかかりそうだ。