気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2018年9月18日付
●米中関税全面対決へ、米「第3弾」準備、米報道、中国、協議拒否も(読売・1面)
●「ITと融合」台頭の契機「シェアサービス」急拡大(読売・7面)
●車事故で刑事裁判、保険で弁護費用補償、損保ジャパン(読売・7面)
●「再生エネ100%」目標広がる、リコー、イオン、福島県など20超す企業・団体(朝日・1面)
●燃料電池で走る列車出発進行、ドイツで営業開始、満タンで1千キロ(朝日・6面)
●デビルマン特別車発売へ、光岡自動車創業50年、1968万円限定1台、赤い流線型(毎日・7面)
●次期自民総裁、首相49%、石破氏39%、本社・FNN世論調査、自民支持層は首相71%(産経・1面)
●就活ルール廃止、中小企業に波紋、大手の「青田買い」助長懸念(日経・9面)
ひとくちコメント
走行時に二酸化炭素を出さない「究極のエコカー」といえば、トヨタ自動車の『ミライ』など燃料電池車があるが、その水素エネルギーを使った燃料電池で動く「究極のエコ列車」が実用化され、ドイツで営業運転が始まったという。
きょうの朝日などが報じているが、この列車を製造したのはフランスのアルストム社で、ドイツの北西部ニーダーザクセン州の鉄道会社が導入し、124kmの路線で営業運転を開始した。列車には上部に水素を充てんしたタンクがとりつけられ、この水素と空気中の酸素を反応させて電気を起こす仕組みで、水素を満タンにすれば1000kmの距離を走ることが可能だそうだ。
水素エネルギーは次世代のクリーンエネルギーとして注目されているが、電車を開発したアルストム社によると、電車の動力として実用化するのは世界でも初めての取り組みという。朝日は「環境にやさしい次世代の列車として世界的に注目されている」として「燃料電池列車が急速に普及する可能性がある」と伝えている。
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