節電で運休していたJR北海道の電車特急が9月20日にすべて再開 平成30年北海道胆振東部地震

鉄道 企業動向
札幌~旭川間の電車特急『ライラック』。節電中は上下各1本が運休していた。
札幌~旭川間の電車特急『ライラック』。節電中は上下各1本が運休していた。 全 2 枚 拡大写真

JR北海道は9月19日、平成30年北海道胆振東部地震に伴なう節電対策として9月10日から運休していた電車特急を、9月20日からすべて再開すると発表した。

北海道電力の電力供給が地震発生前のピーク時を上回り、9月19日以降、節電要求が行なわれないことによる措置。

運行を再開する列車は、札幌~旭川間の『ライラック』『カムイ』のうち、札幌を16~22時台に発車する5本、旭川を15~20時台に発車する5本。札幌~室蘭間の『すずらん』のうち、札幌を13~18時台に発車する3本、室蘭を5~18時台に発車する3本。

なお『すずらん』は、千歳線内で軌道変位が確認されていたため、沼ノ端~南千歳間で徐行運転を行なっており、同区間で最大20分程度の遅延が見込まれるという。

その関係で、室蘭5時27分発の下り『すずらん1号』は、所定の時刻で運行すると札幌着が30分程度遅れ、以後の折返し列車に影響を及ぼすことになるため、室蘭発を『すずらん1号』より20分程度繰り上げ、札幌着を『すずらん1号』の所定時刻に合わせる臨時列車を運行する。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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