【F1 ロシアGP】ハミルトンが5度目のチャンピオン獲得に向け大きく前進する今季8勝目を記録

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F1第16戦ロシアGPの決勝レースが30日、ソチ・オートドロームで行われ、2番手スタートから25周目にバルテリ・ボッタス(メルセデス)の前に出たルイス・ハミルトン(メルセデス)が、今季8勝目を記録した。

ポールポジションはバルテリ・ボッタス(メルセデス)、ポイントランキングトップのルイス・ハミルトン(メルセデス)が2番手、40ポイント差でハミルトンを追うセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が3番手からスタートした決勝レース。スタート直後にベッテルがハミルトンに並びかけ、さらにはタイヤ交換直後に前に出たベッテルをハミルトンが抜き返すなど、コース上でチャンピオンを争う2人による激しいバトルが展開された。

しかしトップを走るボッタスが25周目にハミルトンに順位を譲り、これでバトルは終了。ハミルトンはボッタスを従えて最後まで走りきり、今季8勝目を飾った。2位はボッタス、3位はベッテル。これでポイント差は50に広がり、ハミルトンは5度目のチャンピオン獲得に向け、大きく前進した。

4位はキミ・ライコネン(フェラーリ)。パワーユニット交換のペナルティから19番手スタートとなったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)はタイヤ交換を遅らせ、19周目にトップに浮上する活躍を見せ、最終的に5位。同じくペナルティで18番手スタートだったダニエル・リカルド(レッドブル)は、着実に順位を上げ6位でチェッカーを受けた。

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トロロッソ・ホンダは今回歯車が噛み合わず、2台とも早々にリタイヤした。

F1ロシアGP 決勝結果
1. ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2. バルテリ・ボッタス(メルセデス)
3. セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
4. キミ・ライコネン(フェラーリ)
5. マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
6. ダニエル・リカルド(レッドブル)
7. シャルル・ルクレール(ザウバー)
8. ケビン・マグヌッセン(ハース)
9. エステバン・オコン(フォースインディア)
10. セルジオ・ペレス(フォースインディア)
11. ロマン・グロージャン(ハース)
12. ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)
13. マーカス・エリクソン(ザウバー)
14. フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)
15. ランス・ストロール(ウィリアムズ)
16. ストフェル・バンドーン(マクラーレン)
17. カルロス・サインツ(ルノー)
18. セルゲイ・シロトキン(ウィリアムズ)
以上完走

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《藤木充啓》

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