カーメイトは、非金属タイヤチェーン「バイアスロン」シリーズの新製品「セルフィット」を11月上旬に発売する。
セルフィットは、タイヤに自動でフィットするセルフフィット機構を搭載し、力いらずのスムーズな取付を実現。タイヤの表側と裏側のワイヤーが一体になっているため、車を移動させることでワイヤーが表裏同時に巻き取られ、自動的にチェーンがタイヤにフィットする仕組みになっている。カーメイトでは、タイヤへの装着方法とリールの巻き取り構造などで特許を登録している。
取付手順は、まず、ワイヤーを引き伸ばして、タイヤ後方から均等に被せ、セルフフィットリールを巻き取り状態にする。次に車をまっすぐ進ませタイヤを半回転。トレッド部分を均一にし、裏側ワイヤーのたるみをなくし、さらに走ってフィットさせ、再度確認するだけ。
新製品は、新取付機構によりタイヤを覆うトレッドがフルカバーになり乗り心地が向上。また、フルカバーになったことで両輪のスパイクピン数が現モデルに対し164本と1.5倍に増加したほか、フィット性向上により登坂性能も50％向上させた。
カーメイト・バイアスロン・セルフィットセルフィットは6種類をラインアップし、13インチから18インチまでの幅広いタイヤサイズに対応。価格はオープン。
