トヨタ自動車とホンダ。米国でハイブリッド乗用車をラインナップしている日本の自動車メーカー主要2社に関して、2018年1~9月のハイブリッド車販売実績がまとまった。
両社の発表によると、2018年1~9月に米国で最も売れたハイブリッド車は、引き続きトヨタ『プリウス』シリーズ。その販売台数は、6万8925台だった。ただし、前年同期比は17.3%減と、2桁の落ち込み。
シリーズ全体で6万8925台の販売台数の内訳は、プリウスが前年同期比22.5%減の3万9471台。『プリウスv』(日本名:『プリウスα』)は2057台にとどまり、前年同期比は73.1%減。『プリウスc』(日本名:『アクア』)は6874台を売り上げたものの、前年比は29.2%減と大幅に減少する。
一方、『RAV4ハイブリッド』は3万6995台を販売。前年同期比は1.8%増とプラスを維持した。新型『RAV4』のハイブリッドは2019年初頭、米国市場で発売予定だが、モデル末期の現行型の販売が堅調。
レクサスNXのハイブリッドレクサスブランドでは、『RX』のハイブリッドが前年同期比69%増の1万0434台と好調。『NX』のハイブリッドは6226台を売り上げ、前年同期の3.2倍と大きく伸びた。
ホンダのハイブリッド車の中では、日本導入も決まっている新型『インサイト』が6302台を販売。2018年6月の米国発売以来、良好な立ち上がりを示している。
ホンダ・インサイト新型