ZMPは、物流支援ロボット「CarriRo」に人も乗れる搭乗オプション「CarriRo Ride」を設定し、10月19日より受注を開始した。
CarriRoは、搬送作業負荷の軽減を目的に、自動運転技術を台車に応用して開発した物流支援ロボットだ。今回発売するCarriRo Rideは、100kgの乗員が搭乗した状態で、同時に最大100kgの荷物を載せて運ぶことが可能。CarriRoはハンドル部のジョイスティックで電動操作できるため、CarriRo Rideを連結することで、操作者も長距離の移動が可能となる。
これにより、倉庫や工場内のほか、駅・空港・ショッピングセンターなど、長距離搬送が必要な場所で、作業負荷を軽減。また、CarriRoのカルガモ(追従)モードを活用することで、一度に複数台の荷物の運搬が可能になり、搬送の効率化・省人化にも貢献する。
予定価格(税抜)は30万円。2018年末から出荷開始する。