駐車場予約アプリ「akippa」を運営するakippaは、トヨタ自動車と西日本鉄道が福岡県で実施するスマートフォン向けマルチモーダルモビリティサービス「my route(マイルート)」の実証実験に参画する。
今回、トヨタと西鉄が実施する実証実験は、公共交通機関、自動車、自転車、徒歩などの移動手段を組み合わせて最適なルートを検索し、予約・決済できるサービスの検証。駐車場予約サービスを提供するakippaは、駐車場検索サービスとして「my route」に情報を提供し、パークアンドライドの利用を促進する。
akippaはこれまで、カーナビやスマホナビと連携してきたが、今回初めてマルチモーダルアプリと連携する。
利用イメージは、「my route」上で現在地から目的地までの移動経路を検索。選択肢にレンタカー・自家用車やサイクルシェアなども含めた選択肢が出るが、ルート案内時の周辺情報として駐車場を表示する場合、候補にakippaの駐車場情報が表示される。akippaの駐車場情報をタップすると、akippaのサービスサイトに移って予約・決済が可能となる。利用時には、akippa駐車場ページの案内に沿って駐車するだけで利用できる。
akippaが目指すモビリティプラットフォーム構想今回の実証実験にはakippa以外にもタクシー配車アプリ「JapanTaxi」、シェアサイクルサービスの「メルチャリ」が参加する。