折尾駅が一部高架化、香椎線は全列車が蓄電池電車に 2019年3月「春のダイヤ改正」

現在、筑豊本線(若松線・福北ゆたか線)で運用されている省エネタイプの蓄電池電「DENCHA」が香椎線にも進出し、気動車で運行されている全列車を置き換える。これによりドア数が2ヶ所から3ヶ所に、定員が220人から280人に増える。
現在、筑豊本線(若松線・福北ゆたか線)で運用されている省エネタイプの蓄電池電「DENCHA」が香椎線にも進出し、気動車で運行されている全列車を置き換える。これによりドア数が2ヶ所から3ヶ所に、定員が220人から280人に増える。全 3 枚

JR九州は12月14日、2019年3月16日に実施するダイヤ改正の概要を明らかにした。

在来線では、西戸崎(さいとざき)駅(福岡市東区)と宇美(うみ)駅(福岡県宇美町)を結ぶ香椎線の全列車が、気動車から世界初の架線式交流蓄電池電車BEC819系「DENCHA」に置き換えられ、西戸崎~香椎間は平均2分、香椎~宇美間は平均3分短縮。姪浜駅(福岡市西区)と唐津駅(佐賀県唐津市)を結ぶ筑肥線では、波多江(はたえ)~筑前前原(ちくぜんまえばる)間に新駅「糸島(いとしま)高校前」(福岡県糸島市)が開業する。

若松駅(北九州市若松区)と桂川(けいせん)駅(福岡県桂川町)を結ぶ筑豊本線(若松線・福北ゆたか線)では、鹿児島本線と接続する折尾駅(北九州市八幡西区)が一部高架化されることから、ホームが現在地から200m移動する。

このほか在来線では、日豊本線と吉都線で平日のみ普通列車を増発。大分を早朝に発車する日豊本線の特急『ソニック2号』は時刻が見直され、小倉で『のぞみ4号』と接続することで大分~新大阪間の到達時間が34分短縮される。

2019年3月のダイヤ改正を機に開業する筑肥線糸島高校前駅のイメージ。2019年3月のダイヤ改正を機に開業する筑肥線糸島高校前駅のイメージ。

九州新幹線では『みずほ602・604・609・611号』が新たに久留米と川内(せんだい)に停車する。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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