関東のSLが年明けに相次いで運行再開…秩父鉄道のC58と真岡鐵道のC11

秩父鉄道『SL初詣号』は約2年ぶりの運行となる。
秩父鉄道『SL初詣号』は約2年ぶりの運行となる。全 2 枚

関東の秩父鉄道と真岡鐵道で、一時休止されていたSL運行が2019年1月に再開されることになった。

埼玉県の秩父鉄道では、C58形蒸気機関車363号機(C58 363)がけん引する『パレオエクスプレス』が運行されていたが、9月27日の点検作業でC58 363の不具合が発見され、12月まで運行が休止されていた。しかし修繕が完了したとして、2019年1月1日からは冬季の特別運行として再開されることになった。

再開後の運行日は1月1~6日、2月3・9~11・16・17・23・24日、3月2・3日の15日間で、2月にSLの『パレオエクスプレス』が運行されるのは初となる。

時刻は熊谷10時10分発~三峰口12時50分着・14時03分発~熊谷16時18分着で、1月1~3日は『SL初詣号』として運行。日章旗や特別ヘッドマーク、正月飾りが掲出される。

2018年の真岡鐵道『SL新年号』2018年の真岡鐵道『SL新年号』

一方、下館駅(茨城県筑西市)と茂木(もてぎ)駅(栃木県茂木町)を結ぶ真岡鐵道では、11月3日に補機のディーゼル機関車が故障したことに伴ない、C11形蒸気機関車がけん引する『SLもおか』の運行を休止していたが、修繕の目途が立ったとして、2019年1月5日から再開されることになった。

2019年1月の運行は1月5・6日の2日間で、『SL新年号』として運行される。時刻は下館10時35分発~茂木12時06分着・14時26分発~下館15時56分着。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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