【ポルシェ マカン 改良新型】3つの約束のひとつ…デザインをリフレッシュ

ポルシェ・マカン改良新型
ポルシェ・マカン改良新型全 15 枚

今年、創業70周年を迎えたドイツのスポーツカーメーカー、ポルシェの日本法人、ポルシェジャパンは12月19日、ミッドサイズクロスオーバーSUV『マカン』の2019年モデルを日本初公開した。日本での発売は2019年夏。

ポルシェジャパンの七五三木敏幸社長はニュー・マカンの紹介に先立ち、「われわれポルシェが70年もの長いあいだ成長してこられたのは、ポルシェオーナーの皆様、メディアの皆様、ステークホルダーの皆様のおかげ」と謝辞を述べ、続いて71年目の取り組みについて語った。

「われわれは皆様に3つのお約束をしてきた。ひとつは魅力的なポルシェを提供し続けることで日本の消費を刺激すること。2つめはこの美しい国の環境を守るため、ゼロエミッション(排ガスゼロ)スポーツカーを日本市場に投入すること。3つめはお客様にスポーツドライビング体験の機会を提供すること」

マカン2019年モデルは、71年目に踏み出したポルシェが1つ目の約束を果たすためのモデルという役割を担う。フロントマスクやリアコンビネーションランプをはじめ、各部のデザインを大幅にリフレッシュ。11インチフルタッチディスプレイ&コネクティビティ、安全装備の標準化など、最新技術によるアップデートを施しながら、スターティングプライスはこれまでと同じ699万円と、ポルシェブランドとしてはきわめてリーズナブルな水準に抑えられる。

七五三木社長七五三木社長

マカンは2014年に日本に導入されてから今年12月10日までに9578台が販売されたという。改良新型マカンがその販売にどのくらいブーストをかけることができるかが注目される。発売日は決まっていないが、第3四半期の早い時期になるとみられる。
ミッドサイズクロスオーバーSUV『マカン』2019年モデル。そのキーメッセージは「Ch…

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. かつての『ハイラックスサーフ』、15年ぶりのモデルチェンジへ…トヨタが予告
  2. 今スズキの250ccスポーツが面白い!快適ツアラーな『GSX250R』に俊足エクスプレスの『ジクサーSF250 / 250』もPR
  3. 東京E-Prix 市街地コースは臨海都心に準備…フォーミュラE[写真32枚]
  4. 【スバル レヴォーグレイバック 新型試乗】「アウトバック」以来、30年にわたる挑戦の成果…諸星陽一
  5. 日産『エルグランド』一部仕様変更、安全装備を強化
  6. ドライブ中の突然の曇り問題にサヨナラ! DIYでウインドウ曇り防止 ~Weeklyメンテナンス~
  7. ホンダ『フリード』次期型予想に注目! ボディ拡大? デザインは?…土曜ニュースランキング
  8. BYDが高級ブランド デンツァ『D9』の先行受注を開始! 同じ右ハンドル市場の日本投入は?…バンコクモーターショー2024
  9. シトロエンが新型SUVクーペ『バサルト・ビジョン』を発表 南米で2024年内に発売へ
  10. マットブラックのカスタムハイエース、限定20台で発売決定
ランキングをもっと見る