芸備線運行見合せ区間の大部分が4月上旬にも再開へ…新学期の通学輸送に配慮 平成30年7月豪雨

芸備線は運行を見合わせている三次~狩留家間のうち、97%に当たる区間が暫定的に再開されることになった。写真は三次駅に停車している芸備線の列車。
芸備線は運行を見合わせている三次~狩留家間のうち、97%に当たる区間が暫定的に再開されることになった。写真は三次駅に停車している芸備線の列車。全 1 枚

JR西日本は1月15日、平成30年7月豪雨の影響で依然、運行を見合わせている芸備線三次~狩留家(かるが)間のうち、三次~中三田(なかみた)間を4月上旬にも再開させると発表した。

これは新学期を迎える通学利用者に配慮した暫定的な措置で、朝・夕時間帯のみ数往復の運行を計画しているが、休校となるゴールデンウィーク期間中や夏休み期間中は、線路改良工事を集中的に行なうため終日運休するとしている。暫定的に折返し駅となる中三田駅(広島市安佐北区)は、駅舎と島式ホーム、交換設備がある1面2線の無人駅。この再開後も現行のバス代行は継続される。

なお、JR西日本では流出している白木山~狩留家間の第1三篠(みささ)川橋りょうの復旧工事が順調に進めば、秋頃には芸備線全線の運行再開ができる見込みになるとしている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ カムリ 新型、全車ハイブリッドに…今春米国発売
  2. マツダ、新型3列シートSUV『CX-80』をついに世界初公開 日本導入時期は
  3. ジムニー愛好者必見! ベルサスVV25MXが切り拓く新たなカスタムトレンドPR
  4. シトロエンの新デザイン採用、『C3エアクロス』新型を欧州発表
  5. レクサス『GX』通常販売は今秋に、先行して100台を抽選販売へ 価格は1235万円
  6. トヨタ『ランドクルーザー250』発売、520万円から…特別仕様車も
  7. EVは自宅充電と電気料金プラン選びが大切! 竹岡圭がユアスタンドに聞く、“楽しくお得なEVライフ”のコツPR
  8. 日産はなぜ全固体電池にこだわるのか? 8月にも横浜工場でパイロットプラントを稼働
  9. トヨタ ランドクルーザー250 をモデリスタがカスタム…都会派もアウトドア派も
  10. トヨタ堤工場、2週間生産停止の真相、『プリウス』後席ドア不具合で13万台超リコール[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る