BMWグループの高性能なBMW「M」ブランドは、2018年の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は過去最高で、初の10万台超えとなる10万2780台。前年比は27.2%増と、2桁増を達成している。
BMWの子会社のBMW M社は、BMWの市販車をベースに高性能化したモデルを開発している。現行のラインナップは、『M2クーペ』、『M3セダン』、『M4クーペ』、『M5』、『X5M』、『X6M』など。いずれも、パワートレインは、ターボ付きのガソリンエンジンを搭載している。
また、「Mパフォーマンス」シリーズとして、新型『X3』と『X4』に「M40i」グレード、『1シリーズ』には「M140i」グレード、『2シリーズ』には「M240i」グレードをラインナップする。『5シリーズ』では、「M550i」グレードを設定した。『X5』と『X6』では、ディーゼルエンジン搭載の高性能グレード、「M50d」も一部市場で選択できる。
2018年のMブランドの販売実績では、新型X3のM40iが、1万9670台で最量販車に。M2クーペが前年比11.7%増の1万3731台でこれに続いた。新型M5は7823台を販売している。
BMW M2クーペ