ホンダとIED(ヨーロッパデザイン学院)は1月24日、スイスで3月に開催されるジュネーブモーターショー2019において、コンセプトカーのホンダ『TOMO』(Honda Tomo)を初公開すると発表した。
IEDは、1966年に設立された欧州で有数のデザイン専門学校だ。イタリア、スペイン、ブラジルなど、世界7か国で開校している。在学中、企業でデザインを実践できる機会が多く与えられることで知られ、卒業生は各方面で活躍している。
ジュネーブモーターショー2019で初公開される予定のホンダTOMOは、IEDのイタリア・トリノ校のマスターコースに在籍する13名の学生が手がけるデザインスタディだ。現在、ホンダと共同でデザインを進めている。
「友達」を意味するホンダTOMOのテーマは、「2025年のファントゥドライブ」だ。郊外向けのレジャー車と、都市向けのビジネス車に求められる異なる要件を、1台の車で実現する。ボディサイズは全長3997mm、全幅1893mm、全高1556mm、ホイールベース2690mmだ。
ジュネーブモーターショー2018 (c) Getty Imagesなお、ホンダTOMOには、電動パワートレインを採用する。 IEDは、ホンダTOMOには、スマートデバイスと2025年向けに設計されたモビリティツールを搭載する、としている。