マツダ、営業益が44.4%減…競争激化による販売費用増加など 2018年4-12月期決算

マツダ本社(広島)
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マツダは2月6日、2018年4~12月期(第3四半期累計)の連結決算を発表。競合激化等による販売費用の増加や為替相場の影響等により、営業利益は前年同期比44.4%減の大幅減益となった。

第3四半期連結累計期間のグローバル販売台数は、日本およびタイやベトナム等のアセアン地域での販売が増加した一方で、景気減速による販売環境の悪化で中国の販売が大幅に減少したことなどにより、同1.4%減の117万台となった。市場別内訳は、国内が同7.4%増の15万台、北米は前年同期並の32万台、欧州が同1.9%増の19万6000台、中国は同20.5%減の19万5000台。その他地域は同7.4%増の30万9000台だった。

出荷台数の増加等により、売上高は同2.9%増の2兆6226億円。しかし営業利益は、競合激化等による販売費用の増加や為替相場の影響等により、同44.4%減の596億円となった。経常利益は、持分法による投資利益273億円を計上したことから、同36.7%減の854億円。純利益は税金費用403億円等により同56.4%減の370億円となった。

今期の連結業績見通しは、販売台数や為替前提に実勢を反映し、上方修正。売上高を3兆5500億円(前回予想比+200億円)、営業利益を800億円(同+100億円)、経常利益を1100億円(同+100億円)、純利益を550億円(同+50億円)とした。

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《纐纈敏也@DAYS》

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