ドイツの老舗チューナー「マンハート」は、ランボルギーニのスーパーSUV、『ウルス』の過激カスタムキットを初公開した。
マンハートは、BMWをメインに、アウディ、メルセデスベンツなどを多く手がけており、ランボルギーニはレアなカスタマイズだ。公開されたカスタムカーは、カーボンファイバー製フロントエプロン、ボンネットフード、ホイールアーチエクステンション、テールゲートスポイラー、リアディフューザーを装備。イエローボディには、ブラックストライプがあしらわれており、足回りには21インチYスポークホイールにピレリ「P-Zero」が装着されている。
エクステリアだけでもかなり攻撃的なルックスだが、その心臓部には狂気のチューニングがされている。ベースモデルと同じ4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載。再マッピングされたECU(エンジン・コントロール・ユニット)やアップデートされたターボチャージャー、そしてスポーツエキゾーストシステムを装着することにより、最高出力は650psから812psへ。最大トルクは850Nmから980Nmへと大幅に向上された。これは同ブランドのフラッグシップ・スーパーカー、『アヴェンタドール』V12気筒が発揮する770psさえも圧倒する数値だ。
価格は公表されていないが、マンハートの通常レートでいくと、日本円で6千万円から7千万が予想される。
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