[car audio newcomer]スバル レヴォーグ by ブリーズ 後編…普段のドライブで痛感

car audio newcomer! スバル レヴォーグ(オーナー:田村風起さん) by  BREEZE 後編
car audio newcomer! スバル レヴォーグ(オーナー:田村風起さん) by  BREEZE 後編全 8 枚

競輪選手としてめざましい活躍をしているオーナーの田村さん。愛車のオーディオにこだわりはじめ、ついにはフロントの3ウェイ化にもチャレンジ。そんなオーナーの音作りからデザインまでを優しくていねいにサポートするのが奈良県のBREEZEだ。

8cmミッドレンジを追加して
3ウェイ化による音の進化を体感

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レヴォーグに乗り換えたのを機会にプロショップでのオーディオインストールをはじめたオーナー。ショップのデモボードで試聴し、自分のフィーリングにフィットしたスピーカーとしてグラウンドゼロを見つけ出した。ここからスタートした音作りだったがオーディオの知識が深まると、さらにシステムアップの願望が強くなり次なるターゲットに定めたのが3ウェイ化だ。
「グラウンドゼロのサウンドが気に入っていたので、フロントを3ウェイにする場合でも、その延長線上の音にしたいと思ったんです。いろいろ聴いた中で、気持ちの良い音はこれだと信じていたので」。

そうして今まで使っていたグラウンドゼロの2ウェイに合わせるべく選んだのは同ブランドのGZPM80SQXだ。マグネシウムコーンを採用した8cmミッドレンジを追加することで、もともとのグラウンドゼロによるサウンドを踏襲しつつ、3ウェイ化のステップアップを体感できると考えたのだ。
取り付けはトゥイーターをAピラーに、ミッドレンジはドア上部にインストールすることになる。オーナーがショップにオーダーしたのは「カッコ良く取り付けてください」だけ。デザイン面やサウンド面は全面的にショップを信頼してお願いした。

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3ウェイのインストールが完成して、システムアップした愛車を初めて聴いたときにはその激変ぶりに驚いたという。
「大好きな曲の“虹色レターズ”をリファレンスとして聴いているですが、3ウェイにして聴いてみたらそれまでとは音が激変していたんです。元々清らかな曲なんですが、ますます透き通った音になって聴こえてきました。ライブに行って生でも聴いている曲なので、よくわかるんですが、生音に近いサウンドになっていたのもすごく気持ち良く感じました」。
3ウェイ化によるクリア感や生々しさのアップを一瞬で感じ取ったオーナー。自分の選んだスピーカーの良さをさらに強く感じ、ますますオーディオの奥深さを感じることになる。

サブウーファーを追加することで
今まで感じたことのない音の“圧”を体感

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スピーカー交換からはじまったオーナーのオーディオライフだが、システムを変更するたびに、どんどん音への興味がわいてきた。そして3ウェイ化による音の進化を体感した後は加速度的にシステムアップを本格化させることになる。次に狙ったのはサブウーファーとパワーアンプの追加だった。それまではパワードサブウーファーを使っていたのだが、フロントスピーカーが充実してくるとどうしてもパワー不足を感じてしまう。そこでフロントに負けないサブウーファーを組むことを思い立ったのがきっかけだった。

「“サブウーファーはどれが良いんですか?”“パワーアンプって価格で何が違うんですか?”など、いろんな質問をショップでしました。すごく初歩的な質問に対してもショップのスタッフはひとつひとつていねいに答えてくれたのも良かったです。“アンプはしっかりと駆動力のあるものを選ぶと良いですね”など的確なアドバイスをもらってシステムをプランする間も楽しめました」。

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そうして、追加するサブウーファー、パワーアンプにはフロントスピーカーと同じブランドであるグラウンドゼロに決定。サウンド面の統一感に加え、デザイン面でもシルバーのカラーがオーナーのお気に入りだったこともチョイスの決め手になった。これらのユニットはラゲッジにインストールすることになったのだが、レヴォーグの用途である自転車を積み込めるように、フラットに組みカバーして荷物が積み込めることが必須となった。また「角張ったところは無くして、なるべく曲線を使った滑らかなデザインにしたい」というオーナーの望みを受けて曲面をうまく取り入れた処理が施されることになったのもこのクルマならではのデザインのベースになっている。

ラゲッジへのサブウーファーとパワーアンプのインストールが完成すると、今度もオーナーはそのサウンドの進化に驚くことになる。
「今回の音の変化も大きいものでした。試聴すると音の“圧”というものをはじめ感じたんです。それまではドアスピーカーから出る低域が低音だと思っていたんですが、サブウーファーの低音は別物でした。ライブで体感する空気が揺れる感じが車内で再現されたんです」。

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テレビの音さえも高音質になった
普段のドライブで快適さを痛感する

オーディオをシステムアップして音がどんどん進化して行くと、オーナーの愛車との付き合い方も変わっていった。競輪選手であるオーナーは自転車の練習や、体のケアに愛車に乗って出かけることも多い。その行き帰りで音楽を聴くのが何よりの楽しみになったという。音が良いのでドライブもすごく快適になった。
「クルマに乗って音楽が鳴り始めた瞬間にすでに気持ち良いんです。曲はランダムに再生していることが多いんですが、自分にとって高まる曲が鳴り始めたときの高揚感がすごいんです。“車内がライブ会場になった感じ”というのも大げさじゃないほどです」。

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先輩の競輪選手を乗せて移動することもあるが、移動中は先輩に気を使って自分の好きな曲では無くテレビなどを映している。
「それでも先輩が“このテレビ音が良いな”と気づいてくれるんです。そうなったら“オーディオも聴いてみます?”と先輩の持ってるスマホをブルートゥースで接続して再生してみるんです。すると間違いなく“すごい!”と言ってもらえるのも嬉しいですね」。
先輩選手の中には高級車に乗っているケースも多い。しかしそんな先輩が同情したときも「俺のクルマよりも全然音が良いよ」と感心してもらえるのだとか。そんな先輩後輩のコミュニケーションを楽しめるのもオーディオのおかげだと感じている。

今後はハイレゾへの対応を追加したいなど、ますますオーディオの進化は止まらないオーナー。さらにワイドトレッドスペーサーを入れてフェンダーも変えたいなど、クルマの足まわりや外装のカスタマイズも同時に進め中。愛車を自分の好きな音やデザインで作り上げて行く醍醐味を感じているオーナーだった。

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《土田康弘》

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