BMWは3月5日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー2019において、新型『X3』のプラグインハイブリッド車(PHV)、「xDrive30e」(BMW X3 xDrive30e)を初公開した。
xDrive30eグレードには、BMWの最新世代のPHVシステム、「BMW eドライブ」技術を搭載する。X3にPHVが設定されるのは、今回が初めてとなる。
2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ+モーターのPHVシステム全体で、252hpのパワーを獲得する。新型では「エクストラブースト」モードを採用する。これは、システム全体のパワーを一時的に41hp引き上げ、293hpとするモードだ。この効果で、0~100km/h加速6.5秒の性能を可能にする。
また、バッテリー(二次電池)はリチウムイオンで、後席の下に配置した。EVモードの航続は、最大で50km。この効果もあり、欧州複合モード燃費が41.7km/リットル、CO2排出量が56g/kmと、優れた環境性能を実現している。
新型BMW X3 のPHV、xDrive30e(ジュネーブモーターショー2019)