デスクワーカー必見!ジュビロ磐田流、ヤマハの「Revエクササイズ」を実際に試してみた

デスクワーカーにも“効く”?ヤマハ発動機が公開した独自のストレッチ「Revエクササイズ」を試してみた。
デスクワーカーにも“効く”?ヤマハ発動機が公開した独自のストレッチ「Revエクササイズ」を試してみた。全 3 枚

「名波さん、これいいよマジで」「中村俊輔や大久保嘉人になりきりトレーニングできるわ」ついついリラックスしすぎて、身体がほぐれて思わずそんなひとりごとを発してしまう。しかしまたなぜ、ヤマハが…。

ブルルン…とバイクのエンジン起動音からはじまるトレーニング動画。左上には、ヤマハ発動機のアイコン。これ、実はヤマハがマジメに取り組むエクササイズ動画。その名も「Revエクササイズ(レヴエクササイズ)」。

ヤマハは、職場の人たちの声を集め、肩・腕・脚・腰・指といった、個別の疲労に効果的な32のエクササイズを公開。しかもデスクで座ったままや、職場の半径1メートルほどの床でできるという、ベーシック 4分弱、上半身 17分弱、下半身 11分弱、イス 13分弱、フル 40分弱の5パターン。どれもが、シンプルで継続できるかんたんエクササイズという仕立てだ。

上半身バージョンはデスクワーク前にも最適

Revエクササイズはヤマハ発動機の公式Youtubeで公開されている。Revエクササイズはヤマハ発動機の公式Youtubeで公開されている。

17分弱の上半身メソッドは、半径1メートルほどのエリアでストレッチもできて、試してみると肩こりがやわらぐ感じも実感。とくに肩・肩甲骨バージョンがデスクワーカーにはじわじわくる。

可動部分の大きさは、指 腕 肩、肩 背中、肩 肩甲骨、肩 背中、ハムストリング、そして体幹という具合に、小さい部位から大きい部位・動きへと移っていく。とくに、ハムストリングあたりから、気分はJリーガー。後半には、ヨガのような両手をあわせる動きもある。

「Revエクササイズ」にはジュビロ磐田のフィジカルコーチ菅野淳氏が制作に携わる。「Revエクササイズ」にはジュビロ磐田のフィジカルコーチ菅野淳氏が制作に携わる。

下半身は油断禁物「痛たたたたっ!」

下半身バージョンは、腰から下、腸骨筋、大殿筋(だいでんきん)、臀部(でんぶ)外側、ふくらはぎ、大腿四頭筋へと続く。Jリーガーっぽいストレッチがやってくるのは、8分半を過ぎたとき。

「中村俊輔って、こんなストレッチやってたよね」って思う動きが体験できて、同じオフィスで働く人たちを驚かすこともできる。でも、Jリーガー的なノリで体操ができるからって、油断は禁物。ハムストリングにトライしてみると、身体が固いと「痛たたたたっ!」となるから要注意だ。

イス版は日常の動きとは違う所が伸びる

さらに、13分弱のイスバージョンは、オフィスや自宅のパソコンデスクなどでかんたんにできるエクササイスをまとめたもの。たとえばハムストリングでは、デスクの床のゴミを座ったまま取るような動き。これでも立派にエクササイズになるというから、うれしい。

さらに臀部や大腿四頭筋は、一見、行儀が悪い感じにみえるけど、あぐらをかいてお礼をするような動きは、「いままで伸ばしたことがない部分もストレッチできている」と実感するはず。

ストレッチからエクササイズへ、ヤマハがバージョンアップさせるわけ

上半身、下半身、イス、フルと、すべてのエクササイズをひととおりトライして、最後に思うのは、「これいいわ」という実感のあとに「なぜヤマハが?」という疑問。

実はヤマハは、始業前に行うオリジナルストレッチ「Revストレッチ」を2015年に導入。その結果、社員アンケートでは7割近くがストレッチの効果を実感したと回答。これを機に、すべての日本国内拠点、海外18拠点でこの「Revストレッチ」を導入すると、また従業員から声が上がる。

たとえば、年配層や個別の職場から「Revストレッチだけでは解消しきれない」「同じ作業の繰り返しや局所的な部分を酷使することによって生じる慢性的な疲労」「全身の疲労感の解消が図りたい」という声だ。

行き着いたのは、疲れたときこそ運動するというアクティブレスト

そんな声に応えるべく、ヤマハはこうしたアクションのエンジン回転数を上げるように、「さらにRevした状態」を維持し続けられるエクササイズを研究。行き着いたのは、ジュビロ磐田の選手達のトレーニングをアレンジし、疲れたときこそ運動するという「アクティブレスト」の考え方だった。

こうして生まれたのが、「Revエクササイズ」。従業員ひとりひとりが抱えるつらい部分の疲労に、個別に対応する32のエクササイズが誕生したというわけだ。

「適切な運動は、全身に流れる血液の循環をよくし、疲労の原因とされる物質が血中から素早く処理されやすくなる」(ヤマハ)

また、運動によって交感神経が刺激されてストレス解消につながり、精神面からも疲労を取りのぞくことができ、最近ではアスリートに限らず、ビジネスパーソンにもその有用性が認められているとか。

ジュビロ磐田のフィジカルコーチである菅野淳氏が制作し、AKB48の作曲などで知られるヤマハミュージックパブリッシング専属作曲家 鶴崎輝一氏が音楽を担当した「Revエクササイズ」。性別年齢、業種業態を問わず、やればやるほど、病みつきになる感じ……。

■Revエクササイズ(フルVer.)

《レスポンス編集部》

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