クラシックカーの美の祭典…コンコルソデレガンツァ京都2019、開幕

左からフィアット 750MMザガート、750GTMMデリヴァータザガート、フィアットアバルト750レコルトモンツァザガート
左からフィアット 750MMザガート、750GTMMデリヴァータザガート、フィアットアバルト750レコルトモンツァザガート全 8 枚

4月13日から14日の日程で、京都元離宮二条城(京都府京都市)にて、“コンコルソ・デレガンツァ・京都2019”が開幕した。主催は京都市とコンコルソ・デレガンツァ・京都2019実行委員会。

京都元離宮二条城での開催は3回目となる同コンクール。今年はイタリアのカロッツェリアザガート100周年を記念し、戦前から戦後の多くのモデルが出展。特にアルファロメオ『6C1750ザガート』や『6C1750GSザガート』などは、普段日本では見ることができない、海外からの出展モデルなのだ。

また、1960年代にザガートの特徴であった、ダブルバブルルーフを備えたアバルト『750GTザガート』や、ザガート100周年を記念したモデル、ランボルギーニ『5-95ザガート100thアニバーサリー』も展示されるので、歴代ザガートモデルの多くを一度に見ることができるまたとない機会である。

同時に、近年ヘリテージ部門に力を入れているランボルギーニも“ポロストリコ”を設立したのを機に、日本での活動を積極化。このコンクールでも『ミウラP400』や『イスレロ400GT』、『エスパーダ』をはじめ、『カウンタックLP400』、同社SUVの始祖となる『LM002』も出展されている。

左からアルファロメオ 6C1750ザガート、6C1750GSザガート、6C2500S左からアルファロメオ 6C1750ザガート、6C1750GSザガート、6C2500S

今回は全54台がエントリー。アメリカのペブルビーチコンクールデレガンスやイタリアのコンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステの審査委員長などのほか、元日産自動車のデザイントップ、中村史郎氏などが審査を行い、14日に表彰式が行われる予定だ。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  2. 「ホンモノのGT」が日常を小冒険に変える…マセラティの新型『グラントゥーリズモ』が誘う世界とはPR
  3. ノンジャンル220台のマニアック車が集合…第15回自美研ミーティング
  4. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  5. 『N-BOXカスタム』用パーツが一挙発売、ブリッツからエアクリーナーシリーズ4種類・5製品が発売
  6. メルセデスベンツ『Gクラス』にEV誕生、4モーターで587馬力…北京モーターショー2024
  7. [音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファー「小型・薄型モデル」の選択のキモは、“サイズ”と“音”と“価格”!
  8. 【トヨタ GRカローラ 新型試乗】「GRヤリス」とはスタンスが明確に違う理由…河村康彦
  9. トヨタ『ハリアー』が今夏ビッグマイチェン!? 「ハンマーヘッド」デザイン採用か
  10. 三菱『エクリプス クロスPHEV』は、新しい毎日に踏み出せる「今の時代、最強の1台」だPR
ランキングをもっと見る