EVなのに「ターボ」!? ポルシェ タイカン、最終デザインついに露出

ポルシェ タイカンターボ スクープ写真 
ポルシェ タイカンターボ スクープ写真 全 13 枚

ポルシェ初のEVサルーン『タイカン』市販型の全貌が見えてきた。プロトタイプの姿を、これまででもっともカモフラージュが薄い状態でカメラが捉えた。

これまで隠されていた生産型と思われるヘッドライトを装着しているほか、LEDデイタイムランニングライトバーを備えるフロントバンパーなど、ベースとなっている『ミッションE』コンセプトに似たフロントエンドが見てとれる。

さらに、リアクォーターウィンドウやフェンダー、テールライトの最終デザインも初めて露出。これまで装着されていたフェイクのエキゾーストパイプも外され、いよいよ公開へ向け準備が整いつつあるようだ。

タイカンには、9万ドル(約1千万円)程度のベースグレードのほか、9万ドル以上の「4S」、13万ドル(約1400万円)以上の「ターボ」の設定が予想されている。この開発車両にはカーボンセラミックブレーキが搭載されている点からも上級モデル「ターボ」の可能性が高い。

ポルシェ タイカンターボ スクープ写真 ポルシェ タイカンターボ スクープ写真 

しかし、ここで疑問に思う読者もいるだろう。そもそもターボは、エンジン車の排気ガスによりシリンダーへ強制的に空気を圧縮して送り込み、排気量以上のパワーを引き出すシステムだ。排気ガスの出ないEVにターボは存在しないはず。これは恐らく、最強モデルのイメージをアピールする目的でポルシェ伝統の名前を使用するものとみられる。

最上級となるターボのパワートレインは、最高出力600ps以上を引き出す永久磁石シンクロナスモーター(PSM)を2基搭載し、動力性能は、0-100km/h加速が3.5秒以下、0-200km/h加速も12秒以下のパフォーマンスを発揮すると予想される。1回の充電での航続は、500km以上で、800Vの電圧を持つ最新の急速充電システムに対応、わずか4分間の充電で100km走行分のバッテリー容量を充電できるという。

ポルシェ タイカンターボ スクープ写真 ポルシェ タイカンターボ スクープ写真 

ポルシェは、9月にタイカンを発表するとアナウンスしており、フランクフルトモーターショーがワールドプレミアの場となるはずだ。

新型車を最速スクープ『Spyder7』をチェック!

ポルシェ タイカンターボ スクープ写真 ポルシェ タイカンターボ スクープ写真 

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ カムリ 新型、全車ハイブリッドに…今春米国発売
  2. シトロエンの新デザイン採用、『C3エアクロス』新型を欧州発表
  3. ジムニー愛好者必見! ベルサスVV25MXが切り拓く新たなカスタムトレンドPR
  4. マツダ、新型3列シートSUV『CX-80』をついに世界初公開 日本導入時期は
  5. レクサス『GX』通常販売は今秋に、先行して100台を抽選販売へ 価格は1235万円
  6. トヨタ『ランドクルーザー250』発売、520万円から…特別仕様車も
  7. ヤマハ伝統の“白×赤”カラーがついに登場!ネオレトロバイク『XSR900』2024年モデル
  8. 80年代GPマシンを現代に、ヤマハ『XSR900 GP』が143万円で5月20日に発売決定!
  9. パフォーマンスの新次元『ブリヂストン REGNO GR-Xlll』はブリヂストンが目指す究極のバランスに仕上がるPR
  10. トヨタ ランドクルーザー250 をモデリスタがカスタム…都会派もアウトドア派も
ランキングをもっと見る