愛好家に直撃!『DIATONE SOUND.NAVI』を使う理由…中四国オートサウンドフェス2019

日産・キャラバン(オーナー:友澤孝満さん)。
日産・キャラバン(オーナー:友澤孝満さん)。全 12 枚

去る5月26日に、愛媛県今治市「道の駅 多々羅しまなみ公園」にて、『2019/20th 中四国オートサウンドフェス』が開催された。この歴史あるカーオーディオコンテストの中には実は、全国的に見ても珍しいとある部門が設けられている。

その部門の名称は『サウンドナビ内蔵アンプコース』。その名のとおり、三菱電機『DIATONE SOUND.NAVI』の装着車両だけが参加できるコースであり、しかも「フロントスピーカーを鳴らすための外部パワーアンプは使用不可」という“縛り”も設定されている。つまりは、“ライトユーザー”にも門戸が開かれた敷居の低い部門となっている、というわけなのだ。

さて当部門には実際、どのようなクルマがエントリーしていたのか。そして、エントラントたちが『DIATONE SOUND.NAVI』を使っている理由は何なのか、それをどう楽しんでいるのか。それらを知るべく、現地を訪れ4人の“DIATONE”愛好家への直撃取材を実行した。

「システムを大がかりにしたくない。そう考えたら『DIATONE SOUND.NAVI』がベスト」

日産・キャラバン(オーナー:友澤孝満さん)。日産・キャラバン(オーナー:友澤孝満さん)。

まずは、香川県の実力ショップ“サウンドステージ”で製作した日産・キャラバンで参加した、友澤孝満さんから紹介しよう。

友澤さんの愛車には、以下のような機材が搭載されている。メインユニットが『DIATONE SOUND.NAVI・NR-MZ300PREMI』、フロントスピーカー(3ウェイ)がカロッツェリアの1000RSシリーズ、そしてサブウーファーとそれを鳴らすパワーアンプにはキッカーのモデルが選ばれている。

日産・キャラバン(オーナー:友澤孝満さん)。日産・キャラバン(オーナー:友澤孝満さん)。

ちなみに友澤さんは、カーオーディオ歴約20年というベテランだ。そしてかつては、外部パワーアンプを使ったフルシステムを組んでいたこともあるという。

「仕事で使う車なのでシステムを大がかりにしたくないんですよ。なので10年くらい前から、フロントスピーカーを鳴らすための外部パワーアンプは使っていません。

ダイハツ・ウェイク(オーナー:西村康利さん)。ダイハツ・ウェイク(オーナー:西村康利さん)。

『DIATONE SOUND.NAVI』を使い始めたのは、5年前からです。『NR-MZ80PREMI』が出てすぐのころにショップから薦められて。ナビが壊れたので、ナビを換えようと相談に行ったんです。すると、『DIATONE SOUND.NAVI』ならメインユニットとナビを1台にまとめられると教えてもらえました。システムを合理化できるのならそれに越したことはないと考え、導入を決めました。

ちなみに『NR-MZ300PREMI』に換えたのはつい最近です。久々にイベントへのエントリーを薦められて、どうせ出るなら以前と同じシステムでは面白くないなと思い、交換に踏み切りました。換えて正解でしたね。音が良くなったのはもちろん、画面も見やすく操作性も上がっていて、とても使いやすくなっていましたから。

ダイハツ・ウェイク(オーナー:西村康利さん)。ダイハツ・ウェイク(オーナー:西村康利さん)。

自分にとってはやっぱり、『DIATONE SOUND.NAVI』がベストです。これからもこれを中心に、良い音を楽しみ続けたいと思っています」

「クルマをリスニングルームにしようと思い立ち、“DIATONE”を選択しました」

ダイハツ・ウェイク(オーナー:西村康利さん)。ダイハツ・ウェイク(オーナー:西村康利さん)。

続いては、カーオーディオイベントへの参加は今回が“初”という西村康利さんを紹介しよう。愛車はダイハツ・ウェイク。搭載している機材は、ダイハツ車専用の『DIATONE SOUND.NAVI・プレミアム7インチモデル』と、ウェイク用の『DIATONE SOUND SPEAKER』(ともにディーラーオプションモデル)だ。

「このイベントが紹介されている記事をネットで見つけて、そして『DIATONE SOUND.NAVI』を付けていれば誰でも参加できるコースがあることを知って興味を持ち、エントリーしてみました。システムアップを考えていて、その参考にもなるかなと思って。

ダイハツ・コペン(オーナー:久保田英靖さん)。ダイハツ・コペン(オーナー:久保田英靖さん)。

このクルマに乗り始めたのは3年前です。そのときちょうど実家に戻ることになって、となると家で音楽を楽しみにくくなる。大きな音は出せませんし。ならばクルマをリスニングルームにしようと思い立ち、オーディオ関連のオプションを“DIATONE”で揃えたんです。

ところで実は最初、車種専用チューニングがオフになっていることに気づかずしばらく乗っていたんですよ。で、後から気づいてオンにしたら、ガラッと聴こえ方が変わって驚きました。こうして改めて『DIATONE SOUND.NAVI』の凄さが分かり、以来その音を満喫できています(笑)。

ダイハツ・コペン(オーナー:久保田英靖さん)。ダイハツ・コペン(オーナー:久保田英靖さん)。

今日はメーカーデモカーの音をたくさん聴けました。こんなにいろいろと聴けたのは初めてです。そしてどれも音が良くてびっくりしました。自分のクルマの音も少しずつ良くしていきたいですね。まずは低音を何とかしたいと感じています。このクルマの場合はどのようにすると良いのかを、プロショップに行って相談してみたいです。

参加して良かったです。とても参考になりました」

ダイハツ・コペン(オーナー:久保田英靖さん)。ダイハツ・コペン(オーナー:久保田英靖さん)。

「“DIATONE”製品の性能に大満足しています。好みの音を出せているんです」

今回初めてカーオーディオイベントにエントリーしたという方をもう1人紹介しよう。ダイハツ・コペンに乗る久保田英靖さんがその人だ。久保田さんは以下のような機材を使っている。メインユニットがダイハツ車専用『DIATONE SOUND.NAVI・プレミアム7インチモデル』、スピーカーがコペン用『DIATONE SOUND SPEAKER』(ともにディーラーオプションモデル)だ。

トヨタ・プリウスα(オーナー:櫛田敏裕さん)。トヨタ・プリウスα(オーナー:櫛田敏裕さん)。

「このイベントのことはネットの記事で知りました。そして公式ホームページに辿り着きさらに興味が沸き、ディーラーオプションのシステムでも参加できるかメールで問い合わせてみたんです。そうしたらすぐに返事をいただけて、気軽に参加できますとのことだったのでエントリーを決めました。

今のクルマに乗り替えたのは去年の11月です。小型のオープンカーに乗りたくて。実はもう1台気になっていた車種があったのですが、音を良くしたいとも考えていたのでコペンを選びました。コペンの方がオーディオのオプションが充実していたんですよ。

トヨタ・プリウスα(オーナー:櫛田敏裕さん)。トヨタ・プリウスα(オーナー:櫛田敏裕さん)。

実はホームオーディオを長く趣味として楽しんでいて、クルマの中でも良い音を聴きたいと常々考えていたんです。でも、大がかりなことはしたくないと思っていて。その点オプションの“DIATONE”製品なら手軽でしたから、無理なくカーオーディオを充実させることができました。

いざ使ってみて、とても満足できています。自分の好みの音を出せているんですよ。透明感のある音が好きなんです。静寂の中で歪みのない音がキレイに響く…、そんな音が聴けたらいいなと思っていましたが、期待どおりでした。

トヨタ・プリウスα(オーナー:櫛田敏裕さん)。トヨタ・プリウスα(オーナー:櫛田敏裕さん)。

今日は、出展されているデモカーの音もひととおり聴けました。そして、今後さらに音を良くするためのヒントを見つけられました。トゥイーターのセッティングを変えたら、一層理想に近づけられるような気がしています。

思い切ってエントリーして良かったです。カーオーディオのことが身近に感じられましたし、手を加えていっても面白そうだなと思えてきました。多趣味で、いろいろなことに手を出してきましたが、これからはカーオーディオも趣味の1つにしたいと思います。今回のイベント参加が良いきっかけになりました」

「これ1台でハイグレードなシステムに匹敵する音が出せる。コスパは高いです」

最後は、3年連続での参加だという櫛田敏裕さんを紹介しよう。愛車はトヨタ・プリウスα(製作ショップ:サウンドステージ)。搭載機材の顔ぶれは以下のとおりだ。メインユニットが『DIATONE SOUND.NAVI・NR-MZ300PREMI』、その内蔵パワーアンプでスキャンスピークの2ウェイスピーカーを鳴らしている。サブウーファーはディナウディオだ。

「カーオーディオ歴は15年くらいです。サウンドコンペにもよく出ていたのですが、前のクルマのときはなんとなく遠ざかっていて。でも3年前にこのクルマに乗り替えて、コンペ熱も蘇ってきたんです。

『DIATONE SOUND.NAVI』は、以前のクルマでも使っていました。当初は『NR-MZ100PREMI』でした。

今のクルマでも最初はそれを移設して、外部パワーアンプも導入してフルシステムを組んでいました。

しかし『NR-MZ300PREMI』が登場し、音の進化に魅せられて買い替えを決意しました。使っていた『NR-MZ100PREMI』は妻に譲りました(笑)。

そのタイミングで実は、外部パワーアンプも新調したんです。とあるミドルグレードのモデルを選んだのですが。しかし、いざ取り付けてみたらなんかしっくりこなかった。そしてアンプを外してみたらなんと、『NR-MZ300PREMI』の内蔵パワーアンプの方が音が良かったんです。こういうことは有り得ると思います。それほどこの内蔵アンプは優秀です。

ヘッドユニット、プロセッサー、そしてパワーアンプまでが1台ですむのですから、『NR-MZ300PREMI』はコストパフォーマンスも高いです。かつては各ユニットそれぞれにコストをかけてシステムを構築していましたが、今はこれ1台で出せています。

また、外部パワーアンプを使わない分、消費電力を抑えられますから、そこも利点だと思っています。このクルマの場合はバッテリーだけで走る時間帯も結構ありますから。その意味でも内蔵パワーアンプシステムは理に叶っていますよね。

今後も『NR-MZ300PREMI』を中心としたシステムのままで、合理的に良い音を楽しんでいきたいと思っています」

『DIATONE SOUND.NAVI』は、エントリーユーザーもベテランユーザーも大いに楽しませていた。愛車の音を良くしたいと思うなら、『DIATONE SOUND.NAVI』の導入を検討してみてはいかがだろうか。これを使うことで、本格サウンドを簡単に手にできる。おすすめ度は高い。

『サウンドナビ内蔵アンプコース』に集いし愛好家に直撃!『DIATONE SOUND.NAVI』を使う理由とは…。

《太田祥三》

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