マツダとトヨタの米新工場、生産ラインは「アポロ」「ディスカバリー」と命名…2021年稼働へ

マツダとトヨタが米国に建設中のハンツビル新工場の完成イメージ
マツダとトヨタが米国に建設中のハンツビル新工場の完成イメージ全 3 枚

マツダ(Mazda)とトヨタ(Toyota)は6月11日、米国に建設中の新工場の生産ラインを、「アポロ」、「ディスカバリー」と命名すると発表した。

マツダとトヨタは2018年春、米国アラバマ州ハンツビル市に合弁新会社、「マツダ・トヨタ・マニュファクチャリングUSA」を設立した。2021年から、完成車の生産を行う予定だ。

マツダとトヨタは、新工場の建設に、折半出資で約16億ドルを投資する。4000名近くの従業員を新たに雇用する。2021年の稼働開始以降、マツダとトヨタ向けの各生産ラインで、マツダが北米市場に新導入するクロスオーバー車とトヨタ『カローラ』を年間15万台ずつ生産する計画だ。

マツダとトヨタは、この米国新工場の生産ラインを、アポロ、ディスカバリーと命名すると発表した。これは、新工場が立地するハンツビルが、米国の宇宙計画で主導的な役割を果たしたことに敬意を表するものになる。

ハンツビル新工場建設で、最初の鉄骨の据付式(4月23日)ハンツビル新工場建設で、最初の鉄骨の据付式(4月23日)

《森脇稔》

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