NEXCO中日本、AI活用による渋滞予測技術の開発に着手

過去の渋滞実績の重ね合わせイメージ
過去の渋滞実績の重ね合わせイメージ全 3 枚

NEXCO中日本は6月20日、AIを活用した渋滞予測技術の開発に着手したことを発表した。

お盆や年末年始など、数か月先となる渋滞予測については、これまで高速道路ドライブアドバイザーが過去の渋滞実績を重ね合わせ、曜日配列や道路状況の変化、周辺イベントの影響などを考慮して行っていた。

今回着手したAIによる渋滞予測モデルは、過去の渋滞実績データを機械学習し、将来のある日時や場所における交通集中に伴う渋滞発生の有無と渋滞長を予測するもの。管内全路線のうち、過去に渋滞が発生している主要なボトルネックを対象とし、2013年から2017年までの5年分の渋滞実績データを教師データとして学習に使用する。

今後は、予測結果の検証を重ね、教師データの充実やAIの予測精度の向上により、事故や異常気象などの突発事象や工事規制に伴う渋滞など、AIによる渋滞予測の対象範囲の拡大を検討。今後の渋滞予測業務への活用を目指していく。

AIの活用による渋滞予測の活用イメージAIの活用による渋滞予測の活用イメージ

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  3. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  4. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  5. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  6. 多胡運輸が破産、首都高のローリー火災事故で損害賠償32億円
  7. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  8. ホンダ『ヴェゼル』マイナーチェンジで3グレードに集約、納期改善へ…「HuNT」「PLaY」新設定で個性強調
  9. ノンジャンル220台のマニアック車が集合…第15回自美研ミーティング
  10. ホンダが新型EVの『e:NP2』を中国で発売…北京モーターショー2024にも展示
ランキングをもっと見る