ベントレー コンチネンタル GT 新型、創業100周年記念車を発表…世界限定100台

1929年製のNo.1ベントレー ブロワーに敬意

ウッドパネルが回転して大型モニターが出現

W12ツインターボは635ps

ベントレー・コンチネンタル GT コンバーチブル 新型のナンバーワン・エディション
ベントレー・コンチネンタル GT コンバーチブル 新型のナンバーワン・エディション全 10 枚

ベントレーは6月27日、創業100周年を記念して、新型『コンチネンタルGTコンバーチブル』(Bentley Continental GT Convertible)に、「ナンバーワンエディション」を世界限定100台設定すると発表した。

1929年製のNo.1ベントレー ブロワーに敬意

ベントレー・コンチネンタル GT コンバーチブル 新型のナンバーワン・エディションベントレー・コンチネンタル GT コンバーチブル 新型のナンバーワン・エディション

新型コンチネンタルGTコンバーチブルのナンバーワンエディションは、ベントレーを象徴するレーシングカーとして知られる1929年製の『No.1ベントレー ブロワー』に敬意を示したモデルだ。ベントレーの特別注文モデルを手がける部門、マリナーが開発を担当している。

フロントフェンダーには、18カラットの金メッキのエンブレムが装着される。このエンブレムは、オリジナルのNo.1ベントレー ブロワーのピストン(当時のレースの際に交換のために取り外されたもの)から鋳造されたもので、「1」の文字が刻まれる。フロントグリルにも、「1」の文字が添えられた。ボディカラーは、ドラゴンレッドまたはベルーが選択できる。ベントレーの「ブラックライン」仕様とカーボンボディキットも装着されている。

ベントレー・コンチネンタル GT コンバーチブル 新型のナンバーワン・エディションベントレー・コンチネンタル GT コンバーチブル 新型のナンバーワン・エディション

車体のリアとホイールセンターには、「Centenary」エンブレムを装着した。Centenaryの文字は、LEDウェルカムランプ、シフトレバーとステアリングホイール、キーホルダーにも添えられる。燃料キャップとオイルキャップは宝石で飾られた。グロスブラック仕上げの22インチMDSホイールが足元を引き締める。

グランドブラックのウッドパネルは、18カラットの金メッキを施したオルガンストップ仕様とした。ステアリングホイールとシフトレバーは、アルカンターラ仕上げだ。英国のイエーガー製の時計は、ナンバー1の文字盤が特長になる。

ベントレー・コンチネンタル GT コンバーチブル 新型のナンバーワン・エディションベントレー・コンチネンタル GT コンバーチブル 新型のナンバーワン・エディション

ルーフにソフトトップを採用した。開閉にかかる時間は19秒で、50km/h以下なら走行中でも開閉できる。オープン走行時に、首回りの快適性を高めるネックウォーマーを装備した。シート、ステアリングホイール、アームレストにも、ヒーター機能が付く。

ウッドパネルが回転して大型モニターが出現

ベントレー・コンチネンタル GT コンバーチブル 新型のナンバーワン・エディションベントレー・コンチネンタル GT コンバーチブル 新型のナンバーワン・エディション

センターコンソールには、「ベントレー・ローテーションディスプレイ」が装備されている。エンジンを始動するとセンターコンソールのウッドパネルが回転して、ベントレー史上最大の12.3インチタッチスクリーンが現れる。このスクリーンは近接センサーが内蔵されており、指を近づけるとセンサーがそれを感知し、該当するアイコンがハイライト表示される。

ローテーションディスプレイの3つ目の面にはアナログメーターが3つ、外気温とコンパスとクロノメーターが設けられている。ローテーションディスプレイは、伝統のデザインを革新的に生まれ変わらせる手法だ。

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W12ツインターボは635ps

パワートレインは、SUVの『ベンテイガ』譲りの新世代6.0リットルW12気筒ガソリンツインターボエンジンだ。最大出力は635ps、最大トルクは91.8kgmを発生する。トランスミッションは8速デュアルクラッチ、駆動方式は4WD。動力性能は、0~100km/h加速3.8秒、最高速333km/hを実現する。

ベントレー・コンチネンタル GT コンバーチブル 新型のナンバーワン・エディションベントレー・コンチネンタル GT コンバーチブル 新型のナンバーワン・エディション

アダプティブシャシーには、48Vの「ダイナミックライドシステム」を採用した。路面状況を問わず、乗り心地やハンドリングを引き上げる。新システムでは、横方向のロールを制御することで、乗員への不快な挙動を抑えている。

《森脇稔》

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